.独裁権力の支配力線Vector場

権力力線Vectorは首領様から出てそれが長官→次官→局長→課長→・・・と伝達されて行くが逆Vector(下から上へ)が非常に弱い。並列Vector(横→横)も殆どない。

課長は局長からのVectorを首領様からのVectorであると認識する・・・認識するというより刻印される。以下局長は次官からのVectorを首領様からのVectorであると刻印され、・・・のようにして全てが独裁者からの直接的な権力力線Vectorに還元される。権力の委任や分与において自由裁量の余地は少ない。

 .責任

a,独裁権力体においてすべての責任は独裁者に対する責任であり、他に責任というものはない。

したがって独裁者は自分で自分に対して責任を負うのでない限り責任を負うことはない。だが自分に対して責任を負うような独裁者は一人もいないであろう。何となれば独裁者は誰かに責任を追わせるという行為の専門家であるからである。専門化がその専門とする作業を怠れば、そいつはもう専門家とは言えない。

b.お上に縋る~お上に対して責任を取る~この二つは同一の状態の違う表現でしかないものであり、本質は同じである。お上に縋っている権力であるために、自分が自分に対して課すべき責任はない。

したがって、お上さえ許してくれれば・・・という無責任なことになるのであり、更にはお上にさえ言い訳が立てば→お上さえ誤魔化しおおせれば、またはお上に対して筆を舐めて報告しさえすれば・・・と堕落が進行する。