国家間暴力原論Ⅰ哲学的準備
上巻目次
Ⅰ-抽象力学~(哲学的準備)
1.世界を支配し、世界の完成を元々不可能にしておいてから完成を促している色々な対称性の存在
対称性一般-(9~27)
.対称性の一般的な性質.自分の唯一絶対性と材料性.愛と対立.忠誠.世界の完成不可能性.権力の凝縮対拡散.人種.優劣.人間の残忍性についての概観.ヒューマニズム・理性と衝動.Identity.経済的対称性.正義.個と全体.暴力.
自由対必然-(27~34)
イ.自由の描写-(27)
ロ.「決定論対非決定論~Ⅰ」-(27)
ハ.「決定論対非決定論~Ⅱ」-(27)
ニ.要約-(27)
ホ.精神的な現象の特徴-(32)
ヘ.絶対的な自由の空虚さ-(33)
ト.結論-(34)
1-(3).目的対手段-(34~45)
イ.テロ-(34)
ロ.先ず低次元のテロが存在する。-(34)
ハ.テロの中には非常に切羽詰まった種類のものがあり、-(33)
ニ.石油とテロ(38)
ホ.要約-「形態上~(1.2.)」
-「心理上ならびに理由上~(1.2.3)」-成果-(38)
ヘ.目的対手段一般-(36)
ヘ-a.目的と手段夫々の正邪善悪に関する判断基準を正確に定位することは出来ない -(39)
ヘ-b.結果が良いと手段は総て正当であるという考えは-(39)
ヘ-c.悪い手段は欺き、盗み、破壊し、色々な犠牲を出す-(39)
ヘ-d,悪い手段をもって先に仕掛けたほうが悪者になる-(40)
ヘ-e,目的がもつ諸性質は直接に、似たような性質を持つ手段を見つけ出して採用す る-(40)
ヘ-f.悪い手段を使うものは恐怖する-悪い手段を常用すると、正攻法を主たる手段 にする精神の力を削ぎ、腐らせる-(40)
ヘ-g.悪い手段は欺き、盗み、破壊し、色々な犠牲を出す-(40)
ヘ-h.勝ち負けの中で手段を選ばない事(40)
ヘ-i.理性は手段の問題を予め色々に思考演習しておいたほうが良い-(41)
ヘ-j.不寛容な教義は-(41)
ヘ-k.悪い手段に溺れる者共はいずれ精神が腐って自滅をする-(41)
ヘ-l.「国とか民族の為」が最高の徳義であるとされるのは-(41)
ヘ-m.-要約-(41)
宇宙内精神-(41~45)
1-イ.宇宙内精神という言葉の解説―(41)
1-ロ.国家的宇宙内精神-(41)
1-ハ.国家に帰属せず自分の国家を所有する必要について-(42)
1-ニ.国家Identityの不在または崩壊-(43)
1-ホ.国家意思-国家意思とは何か?それは国家自我の実現を目指す意思であり、更に 国家自我実現の過程と結果を通して示現するところの存在論的実存の表現である。 (44)
神聖概念-(45~48)
.神聖概念~(45).神・宗教衝動~(45).宗教闘争~(46).宗教団体~(48).
権力場解析-(48~87)
1.用語解説-(48)
2.前書き―哲学的概観-(50)
この世は差別原理から成っている.全存在は不平等、自己絶対中心性を一つの真実として持つ.権力の始まりは非常に遠い過去の謎に包まれている.権力的動物である人間.差別がa-prioriであり血筋は神から来る.権力闘争の理由付け.唯一者への原始的な権力集中.転回-権力が自ら責任を引き受ける.反動形成.力一般.権力の収束と発散
3.構造一般-(53)
~.原因と結果のGestalt.権力分与.約束.出世欲.実施部隊.
4.権力体の標的-(55)
ⅰ.本質.道具と標的.刷り込まれる標的.革命.標的が達成されれば権力体は変質し、衰弱し、腐敗し始める
5.権力体Identity-(55)
~.全体的描写.Identityは生きている意思であり、.Identityは関係的に表現される.権力体はIdentityが必要→権力体は単体としては存在しえない、という法則が成立する.権力体の標的と権力体Identityの関係.権力体Identity示現.単体はIdentityを持つことができない.キャパシテイ.擬似Identity
6.有効権力、目的権力、報酬権力-(58)
~イ.有効権力とは.目的権力とは.報酬権力とは.目的権力と有効権力のGestalt.権力体Identityは有効権力・目的権力と連結している.有効権力の衰弱すべき運命.有効権力の標的は偽造される.有効権力が実践的に験されないとき、.有効権力の無私性.有効権力と目的権力のいずれが本質的であるか-.有効権力の持つ権力体の標的が目的権力の手段であり標的である.目的権力は盲目的である.目的権力が有効権力を踏みにじる.目的権力が不正直になると、.勝ち負けの呪縛.権力の自制力.自閉権力は衰弱し、腐敗する.権力体の完結不可能性.権力循環.権力の報酬性.権力の無限成長命令.
7.権力力線Vectorと権力場(61)
色々なVector.数量法則.権力波動.権力場の像(表象・イメージ)が外的な実在に成る.権力体の像―X.権力分与.生計と実存が権力体の像に組み込まれる.伝染.遺伝と集結.明晰性
8.恐怖権力・独裁権力・硬直権力-(64)
前書き.恐怖.独裁者の威光.粛清.膨張.生計の取り込み・生計手段の加重支給と逼迫.独裁権力体は、経済でも戦争でも自由制に対して勝てない.独裁権力の支配力線Vector場.責任.粛清執行機関.硬直権力場.独裁権力成立の為の色々な要因・土壌.何となく順応し、少し従い、身をゆだねる人々.発生過程.支配し、命令し、搾取をする権力の根拠がないとき、権力は自らを神聖な者であるかのように人々に刷り込み、一方では人々が権力を神聖化したがる.権力体Identityの欠落、または未成熟.イデオロギー権力場.ブラックホール.唯心論.腐敗.独裁者独裁から階級独裁へ.反逆.消滅.独裁制から民主制へ.展望
9.権力と宗教の癒着-(74)
定理.神格化(=意思の、したがって責任の、丸投げ).神は恐怖を連れてやってくる.権力に介入する宗教者の分類.宗教的な権力が独裁制へと至る必然性~.権力における聖なる色調の役割は二つある.宗教政党
10.民主制-(76)
(1).本質-(76)
~.手続きが本質である.多数決.自由制と民主制.自由権力力線Vectorと権力場.
(2).色々な特徴と注文(77)
~.硬直権力と民主権力の対比.民主制においては一切が低い民衆と低いジャーナリズムのレベルに合わせて八方によい顔を見せなければならず、.民主制は愚劣であり、しらける.権力の渚越え.エリート(=天才).長期的戦略・長期的計画
11.一つの意思への収束-(78)
.権力体には決定し命令する頭脳、即ち、最高権力者が必要である.最高権力者の機能と責任.新陳代謝.~最高権力者の権力が弱化し、無能になり、簒奪され、分裂すれば.ルールのない権力闘争.矛盾と対策
12.権力の荒廃-(81)
1.無責任2.切迫時における無能3.権力の自己目的化.4.荒廃5.変質形成6.影の実力者7.絶対的権力8.腐敗は上から来る9.数の力によって我々はより一層破廉恥になれる10.権力分裂
(55)
13.最良の権力(83)
Identity、階級、標的、有効権力の優勢、非完結性、.強い権力.道徳と自由、.権力の哲学性.権力の明証性.復元力
14.権力の本質は独裁にある(85)
15.国家意思-(85)
16.国家権力意思(86)
.国家意思原理.基本衝動..所有.関係.国が個人を見殺しに・・・.道徳
富の偏在対均等、ならびに階級の存在(87~100)
1.準備-マルクス、エンゲルス思想の要約と批判(87)
(1)所有権の成立、その本源的蓄積-(87)
イ.所有権の確定ロ.所有形態のアナログ化ハ.商品と貨幣
ニ.雪ダルマ効果
(2).労働の定位~(87)
(3).資本の定位~(87)
(4).階級の敵対的な二元化~(87)
(5).プロレタリア(労働者階級)独裁~(87)
(6).所有権が生命の本質であり、そのことから搾取もまた世界の本質であることが導かれる~(89)
(7).所有権の均等割り~(89)
(8).競争を如何に組織するか~(89)
(9).搾取は永遠なり~(92)
(10).共産主義社会が個人独裁に到る必然性~(92)
(11).共産主義社会には選挙が成立し得ない~(93)
(12).実験をすべき必然性~(93)
2.富の偏在対均等、ならびに階級の一般理論-(96)
(1)所有権~(96)
(2)労働、、分配、搾取、差別~(97)
(3)資本~(97)
(4)階級~(98)
.経済の無限成長命令-(100~105)
1.色々な経済成長命令過程-(100)
イ.用語の意味ロ.シェア争奪戦ハ.階級付けようとする性質と平等への願望の綱引きニ.貯蓄が少なくともそれと同額の投資を要求するとき、経済の無限成長命令がでてくるホ.労働生産性の上昇は労働を疎外する。ヘ.耐久消費財は競争によって性能と耐用年数が増大し、価格は逆に低下するト.経済の成長が際限もなく続くことは不可能であるチ.国際経済上の問題.(参考)~国際経済上の盛衰法則リ.民主制
2.経済成長が止まったとき-(103)
イ.hysteresisロ.国際分業化の推進は、・・・ハ.貯蓄性向が世の中に存在する限り経済の静止均衡(=経済成長がゼロになっても不況に陥らないで一定の水準を保ち続ける事)がない。
し、分配が適正になることもない。経済は上昇するか、さもなくば下降縮小するか、それしかないニ.経済の水準が停止できず、絶えず上下に動く性質に関するもうひとつの理由―(Gy、Fa、Td、による説明)ホ.ゼロ成長均衡定常経済が実現するための条件
2.抽象力学-(対称性超越)-(105~)
力の抽象的永遠性を次の条件によって定位する
第一 力が強大である
第二 終りのない鍛錬を持つ
(系)超越性を持つ
[解説]-第一条件-第二条件-(系)-定理の効力-定位された条件の究極性並びに必然性~イ.心理的な説明~ロ.形態的、弁証法的な説明~ハ.哲学的な選択
問題解答-Ⅰ(109)
引用・参考書籍一覧-(144)