日本の核武装意思23-アメリカの縛り
「北朝鮮やイランの核武装を許しても日本にだけは絶対に許さず」-この執念をアメリカが放棄しない限り、日本の核武装に対するアメリカの承認や協力はない.
この執念は、
・日本による広島長崎に対する復讐への恐怖
・日本を軍事的に従属させることによる経済的利益(経済的利益とは貿易、投資、ならびに日本からアメリカへの貢ぎに関係するすべての利益を言う)・外交的利益(外交的利益とはアメリカが世界に対して発する外交意思への日本の従属と協力を言う)
この二つの理由に準拠するものである
したがって、これがある限り日本の核武装と主権回復への道は閉ざされている.
(中国の核が存在する限り、日本の主権は妨害され続ける)
したがって、日本に対するアメリカによる核武装承認が望まれない限り、日本は独自の道を行くことになる.
1. アメリカとの軍事同盟の解消
2.ロシア、北朝鮮、インド、など核武装国との関係強化
3.原発依存体制を止める-即ち、日本が核武装意思を示せばNTP体制は日本に対する核燃料供給を絶つので、メタンハイドレートの実用化を推進する
(注:原発をやめるということではない.依存をやめるという意味である.)
1. 自衛隊の兵器体系のアメリカの兵器体系に対する組み込みを切り離す(長期間かかる)
2. 高濃度ウラン・プルトニウムはアメリカに取上げられるであろう.したがって、我々は自前で濃縮技術を自分のものにしなければならない.(すぐ取り掛かること)
3. 同様、核運搬手段(ミサイルなど)の独自研究開発を進める.(すぐ取り掛かること)
4. 日本が核武装することはテクニック的には容易である.
本当の難しさは、実は、日本がその決意を固めるということの困難性にある.
ウランやプルトニウムの濃縮は自前でできる.核実験については下記の補論に述べるとおり、場所がなければ爆発実験などををする必要はない.
6.北朝鮮のようにコソコソやる必要はない.我々は堂々とNPTを脱退し、中国や北朝鮮やロシアの日本に対する核による脅迫に対して、アメリカが我々のために恐ろしい核戦争を強いられるということは同盟国として忍びないといえば立派に論が通るのである.
補論
「イスラエルの核武装」
イスラエル・ディモナの原子力研究センターにおいて最高機密で核兵器(原爆と、中性子爆弾)が研究され、製造されていることは間違いない.2階建の建物であるが奇怪にもエレベーターの塔が突き出ており、実はこれは地下6階までへの各階に行くためのものである.地下2階にバルコニー(吹き抜け)があり、材料はここからクレーンで上げたり下げたりする.
地下1f;パイプとバルブ
地下2f;中央制御室
地下3f;燃料棒の作業
地下4f;プルトニゥム分離施設
地下5f;冶金施設ならびに爆弾の部品製作
地下6f;化学的廃棄物容器
(この情報、即ち原子力研究センターの設計図と写真は1982年、ディモナの原子力研究センターを首にされ、そのため、故国イスラエルに敵意を持つに至ったユダヤ人元研究員によりロンドンのサンデータイムスに売り込まれて発覚した.しかし、いかがわしいと思ったサンデータイムスはこの記事の裏を取ろうとしてイスラエル大使館に問い合わせたのでこの研究親は逮捕されイスラエルで禁固刑になった)
(マイケルバー・ゾウハー&ニシム・ミシャル「モサド・ファイル」早川書房参照)
イスラエルは核弾頭を既に150~250発持っていると考えられる.しかし、核実験については多分行っておらず、コンピューター解析によっているのではないか.イスラエルは勿論実験をしたともしてないとも言わない.イスラエルの核は実験されていないから爆発しないなどと言う保障は何もない.それは打撃されて見なければ誰にもわからないからやはり怖いことは怖い.
これが抑止力そのものなのである