和の精神により敗北す
旧軍は上級将校が軍法に掛からないという暗黙の馴れ合い(和の精神)が存在し、「武士は合い見互い」「明日はわが身」と庇いあったから敗北の原因になった.
真珠湾:米戦艦8隻を撃沈させ航空優位を示したにもかかわらず、米空母3隻を求めて戦闘を継続せず急に怖くなり敵前逃亡す.
弱将南雲司令官と弱将草鹿龍之介参謀長は逃げ帰ったことに対してお咎めなし.山本五十六連合艦隊司令長官も同罪だ.しかし、この3名は英雄にされてしまった.
珊瑚海海戦:勝っている方が負けた方と一緒に退却した珍しい事例で、天皇もこれには激怒なさっている.しかし、司令官長官井上成美はお咎めなく栄転.
レイテ沖海戦:レイテ湾にいたマッカーサー上陸軍30万人に対して戦艦大和を旗艦とする第二戦艦隊の司令長官栗田健男と参謀連は、攻撃直前にいたって命が惜しくなり、ハルゼー航空艦隊を求めて決戦と称して敵前逃亡した.栗田はお咎めなく、逃げ帰った後海軍大学校の校長に収まった.
ミッドウェイ海戦:完敗したが山本・南雲・草鹿はお咎めなく、山本五十六は、仇を討たせてくれとせがむ草鹿を南雲とともに留任させ、そのことによって自分自身もシラを切った結果となる.
インパール:無能な机上作戦.東条英機(大本営)-寺内寿一(南方総軍)-河辺正四郎(南方軍)-牟田口廉也(方面軍)と金魚のクソみたいに繋がって失敗を庇いあい、そのため作戦の中止を言い出せないでいつまでもモジモジし合ったから4万人が餓死してしまった.4名とも目出度くお咎めなし.
まだ沢山あるがキリがないから省略する.
アメリカは上位高官も容赦しない
ハワイ方面軍海軍総司令官キンメルは真珠湾の責任を取らされて資格剥奪本土召還にされた.しかし、ルーズベルトが、日本軍が狙っているのを判っていて真珠湾に対する警戒網を故意に解放させるなどして、後ろめたいから終戦後名誉回復させた(フィリピンでアイシャルリターンと棄て台詞を吐いて部下を置き去りにして家族だけで敵前逃亡したマッカーサーは例外で無罪、これはルーズベルトが始めからフィリピンを見捨てる計画であったためだ)
第二次ソロモン海海戦における米軍総司令官ゴームリーは消極的と見做され即座に解任され、猛将ウイリアム・ハルゼーに交代させたが、ハルゼーは第三次ソロモン海海戦で互角以上に戦闘を指揮し名声を上げた
しかし、この飛ぶ鳥を落とすハルゼーにしてからも、レイテ湾海戦時における失態(日本のおとり航空艦隊に引っかかり栗田艦隊を棄てておいて北上してしまった)のため本国に予備召還された(栗田が敵前逃亡したから実害に至らずということで結局予備召還で終わったが、あの時栗田が殴りこんでいたらハルゼーは唯ではすまなかったろう)