過去のトラウマ「義理の父親」を乗り越え友達ひとりからありのままの自分を受け入れてくれる大切な人を手にできた『人たらし術』 -4ページ目

過去のトラウマ「義理の父親」を乗り越え友達ひとりからありのままの自分を受け入れてくれる大切な人を手にできた『人たらし術』

経験から生まれた『人たらし術』公開中。

自分を押し殺して生きてきた若者が、
今ありのままの姿で人と付き合える秘密とは...


いていますか?
相手の話。


こんにちは。
「うえぼ」こと、上原達也です。


「きく」という漢字は
2つありますね。

そう、

「聞く」「聴く」

です。


では、
その違いは何でしょう?


2つの漢字を
よく見てみると、

「聞く」は
「耳だけできく」

のに対し、

「聴く」
「耳と心できく」

姿勢だと分かります。



「聞く」は
相手の話が
耳に入ってきてはいるが

「心」は相手に向いていない
可能性があります。



例えば、
ある日あなたは友達に

「ねね、聞いて!
この前沖縄行ってきたよ!」

と話しかけられました。









あなたは「沖縄」と聞いた途端、



「沖縄って海がキレイなんだよな」
「高校の修学旅行で行ったな」
「この前、テレビで特集やってた」
「シーサー、首里城、水族館…」



そんなことが
頭に浮かんできませんでしたか?


相手の事を聴いているようで
自分の心の声を聞いてませんか?


黙って聴いているつもりでも
「自分の感想や思い出」
に意識が向いていませんか?


そして次の瞬間には
口が勝手に開く。

「海、キレイだったでしょ?」
「国際通り、お土産屋ばっかだよね」
「高校の時、自分も行ったよ」
「沖縄いいよね、また行きたい」



あなたはそうやって
「会話泥棒」
になっていませんか?


相手を
「会話泥棒の被害者」
にしていませんか?


相手は自分が
沖縄での思い出を話したくて
あなたに話しかけたのに、です。


相手は
もう二度とあなたに
話そうとは思いません。

話そうとしたら
自分の話が盗まれるから。

聞いてもいないことを
聞かされるハメになるから。

そして
嫌な気分になるから。


また大事な人が
あなたから離れていきます。




もし良い人間関係を築きたいなら
あなたは
「相手の話を心で聴く」
必要があります。


自分の内なる声を殺して
「相手に心を向ける」
必要があります。


「相手に意識を向ける」
ように注意してないと
つい自分に意識が向いてしまいます。



あなたは
ある事柄が起きると
無意識に何かしらの
反応をしています。


自分の記憶を呼び起こしたり、
自分の知識を引き出したり、
自分の基準で評価したり。


しかし、
これらの反応を抑えて
相手の心の動きに
意識を向けることが大切なんですね。




先の沖縄の例で言えば、

相手の沖縄話(事柄)に対し、

「高校の時、自分も行ったよ」
(記憶)

「国際通り、お土産屋ばっかだよね」
(知識)

「沖縄いいよね、また行きたい」
(評価)

がそうですね。




それらの反応を抑えて、

「沖縄で何を感じたんだろう?」
「海を見て感動したのかな?」

と相手の心の動きに
あなたの意識を向けましょう。



「相手がその事柄に対して、
どう感じたのか?」


その意識を徹底すれば、
自分に自分の声を聞く隙を
与えずに済みます。


そして、実際に質問してみます。

「その時どんな気分だった?」
「楽しかった?」


相手の心の動きを
引き出してみましょう。


そうすることで、
その情景と自分の気持ちを思い出し
再び体験するような感覚になります。


「はじめて沖縄の海を見た時、
感動して思わず叫んだっけ。笑」

「あのゆったりとした空気が
すごく気持ちよかったなぁ」



そんな気分にさせてくれるのが
あなただけ
だとしたら?



相手は嬉しくて
どんどん話したくなります。

自分の話を聴いてくれる
あなたが好きになります。

あなたの友達が、恋人が、家族が、
あなたを大切な存在だと
認めてくれます。



『話を耳できく(聞く)
だけじゃなく、
相手の心を心できく(聴く)』



この意識が
あなたに幸せな人間関係を
もたらしてくれます。


今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございます。


うえぼ。