安心感をお届けする

植村郁代です。

 

 

 

 

先月末で、仕事を退職しました。

 

気分一新を兼ね

携帯電話を新しくしようとショップへ

そこでの申し込み用紙に勤務先の欄があり

一瞬、手が止まったのです。

 

 

すると、お店の方が

あ、そこは、記入なさらなくいいですよ、と

昼間にお店に来ているので

主婦と思ったのでしょうか(笑)

 

 

そうっかあ

私は、しばらく勤務先欄は、空白なのかぁびっくり

寂しいっていう気持ちと、これからが楽しみの

気持ちが折り重なっていました。

 

 

そんな話しを知人にすると

じゃ、自営業って書けばいいのよ、と

軽く言われました(笑)

なるほど、自営業のあとに「女優」って書くのも

ありよね?と話したのです。

 

 

いいわね、自由になって、と言われましたが

会社を辞めたから、自由なのかな?

そりぁ時間は出来ます。

会社員は、時間を会社に売ってお金を

もらっていたのですから。

 

自由について考えてみました。

まるまる自由な人っていないのじゃないかな?

何かしら、不自由なところがあるから

自由を感じるのだと、そんな気がするのです。

 

 

神戸に仕事で丸6年間住みました。

生まれて初めての一人暮らし

 

 

20代の時 母に一人暮らしさせてほしいと

願うも、即却下され(笑)

 

このタイミングで叶ったの?

と6年前に思ったのです。

 

 

6年間、最初の2年ぐらいは全く慣れず

寂しい思いばかりしてましたが

慣れてしまった今

神戸を去ってしまうのは寂しい気持ちがありました。

 

 

コロナの影響で

送別会や会合もなくなりましたが

そんな中でも

会いに来てくれたり

心配してくれた方がいたのは嬉しかったです。

 

 

私は

「向こう三軒両隣」のような環境で育ちました。

「向こう三軒両隣」の言葉通り

どこにいても何をしても

守られていました。

 

しかし

ものごころついた年齢になると、そういうことが

わずらしくなり家を出たいと思っていたのです。

 

 

コロナの影響で

人と(直接)会うのは必要最小限となり

もうすでに繋がっている人と

できるだけゆったりと過ごし

ゆっくりと話す時代になったような気がします。

 

私がそだった「向こう三軒両隣」の時代に

戻るのじゃないのかな?と思ったり。