ハワイ火山国立公園(アメリカ) | 世界遺産検定のお勉強ブログ(現在休止中)

ハワイ火山国立公園(アメリカ)

植竹です!

今回は
アメリカハワイ火山国立公園
を紹介します!

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テキスト公式キャッチフレーズ
世界最大の活火山がそびえる国立公園
ハワイ火山国立公園
アメリカ合衆国


登録年…1987年
拡張年…ー
危機遺産登録…ー

英名…Hawaii Volcanoes National Park
仏名…Parc national des volcans d'Hawaï


位置…太平洋上ハワイ諸島ハワイ島南東部
経緯…N19 24 3 W155 7 25
面積…87,940 ha

登録区分…自然遺産
登録基準…(8)
登録ID…409


IUCN分類…II(国立公園)


公式テキスト分類
公式テキスト掲載ページ…第 巻 p
公式サイトユネスコ本部(英語)

概要
ハワイ島南東部に指定されている国立公園で世界最大かつ世界で最も活発な火山を抱えています。



構成
固まった溶岩でできた黒光りする荒野や硫黄の蒸気が噴出する場所、溶岩が横切った跡に飛び地のように残る森など異様な光景が広がっています。
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またサーストン・ラーヴァ・チューブという溶岩の外側だけ冷却されて内部の溶岩が流れ切ったことでできるトンネル地形もみられます。
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また園内は標高によって気温や降水量などが異なり、熱帯雨林、砂漠、高山帯など20にものぼる植生があります。

マウナ・ロア山
海底まですそ野が広がる世界最大の活火山で「長い山」という意味。標高は地上部だけでも4,000m級で、海底も含めると10,000m以上にもなります。溶岩が薄く広範囲に広がり形成されたなだらかな斜面が特徴で、1984年までは数年に一度噴火していました。
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キラウェア山
マウナ・ロアの東にある標高1,200mの山で世界一活発な火山だといわれています。「多くまき散らす」という意味の名前のとおり、過去30年に50回以上噴火しています。
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歴史
560万年前
ハワイ諸島北西端のカウアイ島が溶岩による隆起でつくられました。

50万年前
一番新しいハワイ島が形成されました。

1916年には
アメリカ政府によって国立公園に指定されました。

1987年には
自然遺産として世界遺産に登録されました。






特徴
砂漠、熱帯雨林、ツンドラなどの20にものぼる地形がありハワイガンやアメリカンフクロウなどの鳥類や固有種が多く生息しています。

逸話・伝説
・ハワイの火山は噴火回数が多いものの、溶岩の粘度が低く爆発の規模が小さいことから観測が容易で溶岩の流れる方向も予測しやすい事からキラウエア火山の付近にハワイ火山観測所が設けられています。最近では地震計などを使うことで噴火はほぼ完全に予測できるようになったので安全に地質学調査などがおこなえるようになりました。その為、世界一活発でありながら、世界一安全な火山とも言われています。

登録基準詳細
(8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
他には、ハワイ火山は世界で最も激しい活火山活動であることも選定理由に挙げられる。

抱える問題
外来種が増え、固有種の個体数の減少が懸念されています。




関連用語







関連遺産

☆☆植から目線コメント☆☆
ワイハー!!!
のハワイ島の火山はあまりにも有名ですね。
安全に観測が行えるため、
火山ツアーなどを
組み込んだ旅行をされる方も
多いみたいです。
ちょっと怖いけど、
一度でいいから生溶岩、見てみたいですね!

植竹でした。