アメリカ最先端のロボット科学③その他 | 週刊!植竹智裕の気ままに世界探検ブログ

アメリカ最先端のロボット科学③その他

植竹です。

ここ二日間は
キモ…いや、世界でも最先端の
ロボット工学をご紹介してきました。

今日は第③弾(ラスト)で
その他研究が進められている
びっくり計画を
ご紹介します。

③その他

★軍用テレパシー装置
サイレント・トークって呼ばれてるんですけど、
戦場において脳波を
読み取って安全に情報を伝達する目的で
つくられているそうです。
方法としては
・会話時の脳波を特定し、
・脳波が個人依存なのか
一般的なものなのかを確認して、
・脳波の特定と解読後に
限られた範囲にその情報を
送る
だそうです。

なんだかすごい世界です。


例えば、耳が不自由な人や
発話できない人が
他の人に意思を伝達する上では
大活躍しそうですけど、
一般に流通したら
嘘がすぐバレるだけじゃなくて
エッチな事とか考えてたら
筒抜けになってしまう可能性も…?
末恐ろしい側面も併せ持ってます(笑)


★パワードスーツ
イメージとしては
漫画『GANTZ』に出て来るスーツとか
戦隊モノの戦闘服に近いのですが、
生身の人間の
必要な部分に必要な力を
与える事を目的としたスーツや
機械で、
例えば片腕が麻痺して動かない人でも
反対側の腕の力を検知して
それと同等の力を機械的に
出せるようにしたり、
神経に働きかけて動かす事ができるように
なるかもしれないそうです。

実際にアメリカでは
91kgの荷物を持った状態で
時速16kmで走れるパワードスーツが
開発されたそうです。
機械的に動くとしても
中の人は恐いだろうし、
人間の神経をそんな速さで
走れるようにするとしたら
それはそれで恐怖ですけど、

実用化されれば、
身体の不自由な人が
他の人と同じように
身体を動かせるようになるという
期待を寄せられています。

ちなみに日本でも医療用で
HAL-5というパワードスーツが
開発されています。

photo:01


photo:02

(めちゃくちゃドヤ顔なのがすげー気になる!)

(見た目はカッコイイんだか
仰々しいんだかわかりませんが…笑)



★反重力装置
イメージ的にはUFOや
バックトゥザフューチャーの
スケボーみたいに
宙を浮く乗り物を
実現できる装置らしいです。


★仮想現実コンタクトレンズ
何だか名探偵コ○ンみたいですけど、
コンタクトを装着すると、
必要な情報がフルカラーで
映し出されるシロモノみたいです。
例えば軍隊では暗視カメラや双眼鏡を使わずに
今いる場所を把握できるようになります。
また医療など技術や情報を要する
業種に転用されれば
役立つという事で多方面から
期待されているらしいです。

ちなみにもちろん、
現実の目の前の映像と
同時視聴も可能らしいですけど
目の前でチラチラしたら
イラったい気がするのは
自分だけでしょうか…笑
ともあれ、
いずれはGPSと合わせて
一般人が目的地情報を
コンタクトレンズで
把握する時代が来るのかもしれません。

photo:03



★音で火を消すシステム
もはや消火活動を行えないまでに
燃え上がった現場で
火災を止める方法として
開発されたシステムで、
従来の「燃焼に繋がる化学反応を止める」
消火剤や水を使った消火ではなく、
音波を使って
周囲の空気を飛ばしたり、
燃焼面の蒸発を促す効果があるそうです。
これに関しては
平和的なので是非とも
活用が待たれます。


★人造血液
昔から人工的に血液製剤を作る技術は
開発されていたそうですが、
臍帯血から一度にたくさんの
赤血球をつくる事ができるように
なったそうです。
使用期限がある血液製剤なので
感染症などのリスクが低く、
多数の人から血を採集して
ミックスする必要がなくなるという
メリットがあるそうですが、
現時点ではコストが高すぎるという
最大のデメリットも解決できていない模様。
今年あたりには臨床実験をやって
5年以内に軍用で運用が
開始される見通しらしいです。


★稲妻制御システム
(たぶんアメリカ内で)
年間10億ドルの経済的損害をもたらす
落雷を制御するだけではなく、
神話の裁きのいかずちのように、
それを火薬武器に代わる
兵器にしてしまおうという
末恐ろしい研究です。
現時点では成功には
至っていないみたいですが…。

うまく使って頂ければ、
落雷で命を落とす人が
減っていいと思うんですけど、
雷を落とされる恐怖を
抱えながら過ごすのも
嫌なものですね…!
地震・雷・火事・親父!

★光学迷彩(擬似透明化)システム
いろんな機関が
現在、研究を進めている分野で、
たいていは光の屈折を起こして、
対象物体がその場に無いように
見せるというものですが、
DARPAが支援している研究では
なんと光を調節して
40/1,000,000,000,000(1兆)秒の間、
時を止める事に成功したそうです。
果てしなさ過ぎて
よくわからないんですけど、
これが実用化されれば、
時が止まってる間に
対象物が自由に動けるという
システムらしいです。

またこの他にも
光を一方通行にする素材で
シールドを作れば、
相手からは見えないように
なるそうです。

そんな素材があるのか!
とも思うんですけど、
開発が始まったってところを
聞く限り、あるんでしょうね…!

これが一般化したら
ちょっと物騒な世の中になりそうです。
闇討ちとか横行しそう…。
自分なら、
まずは銀行を…
やめておきましょう(笑)

以上、
目からうろこな米国の
ドギモ系開発計画シリーズでした!

最後に一言。

「まずドラえもんを…!!!」

植竹でした!