【おもしろスポット】 イタリアのミイラ教会 | 週刊!植竹智裕の気ままに世界探検ブログ

【おもしろスポット】 イタリアのミイラ教会

Entry No.3
イタリアのミイラ教会
カプチン派のカタコンベ
イタリア

植竹です。

今日は、

イタリアの
シチリア島の

パレルモっていう町にある、

カプチン・フランシスコ修道会っていう
キリスト教の宗派の教会をご紹介します。
※ミイラ画像あり!

この教会にあるカプチン派のカタコンベ

ちょっと特殊で、

信者の遺体約8,000体が地下墓地の通路の両端に並んでるのです!


★★★歴史★★★
もともと土葬の風習があったのは
他の地域と変わりませんが、
墓地を掘り起こした際に、
そのうち数体がミイラ化してるのが発見され、
生前に近い姿での保存を思いついて以来、
人為的にミイラの製造が始まったらしい!


★★★見所★★★
この教会で最も見所なのは
カタコンベ
※地下墓地のコトです。


なんと入り口から一番奥まで、

両サイドミイラ!
photo:02



photo:03


その数、8000体!

ホーンテッドマンションも真っ青です!

一番奥には、

眠れる美女と呼ばれる女の子のミイラが安置されてます。

このミイラの正体は、

ロザリア・ロンバルドちゃん(享年2歳)


彼女は1920年に幼くして肺炎で亡くなってしまいましたが、
ロザリアパパはその死に際に立ち会えなかったそうです。
ロザリアパパの希望で生前の姿で保存して欲しいと頼まれた防腐処理学者のサラフィアによって、防腐処理を施されて、

まるで眠ってるかのよう…!
photo:04




★★★逸話・伝説★★★
2009年の調査で、
このロザリアちゃんのミイラは
グリセリン、
ホルマリン、
塩化亜鉛、
サリチル酸の
混合溶液に漬け込まれた上、
エーテルに溶かしたパラフィンを皮下注射するという画期的な防腐処理技術
が使われてるコトがわかったそうです。


★★★植から目線コメント★★★
ロザリアちゃん、是非ともお会いしたいものです!
ってか100年近くもこんなに綺麗に死体で保存されるなら、
自分も死んだらこんな感じに残して欲しいかも!?

保存技術が優れてるとはいえ、数回ロザリアを見た人の記事で
その年によって
「色合いが違うような…」
っていう感想を発見してしまった…。
こりゃ大変だ!!
恐らく向こう数年で劣化しちゃったりはしないと思うけど
やっぱ早く会って見てみたいよね!!!



★★★詳細★★★
名称
Catacombe dei Palermo
住所
Via Cappuccini, 1, 90129 Palermo, Italy

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休館日
日曜日、祭日
開館時間
月曜日~土曜日
9:00~13:00/15:00~17:00
入場料
3ユーロ




これからも面白いスポットをどんどん紹介していきたいと思います♪


植竹でした!






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