2021年8月29日 日曜日

大阪。オリに3-6で負け。ゲーム差は6に開いた。

 

2-2の同点で迎えた7回裏、二死1、3塁で、

左打者の宗を迎えたところで嘉弥真がリリーフ。

宗に右前適時打を浴び、2-3とリードされる。

次の吉田正も左打者なので嘉弥真は続投。

2死1、3塁から吉田正が嘉弥真から中越え2点二塁打。

これで2-5となった。勝負あり。

嘉弥真はここで降板。左打者に連続安打された。

終盤の左打者は嘉弥真に任せるという

「ホークスのゲームプラン」は完全に崩壊した。

昨日の、9回裏 嘉弥真は先頭の吉田正に四球を与え、

その後 板東が打たれ痛恨の同点を許すことになったが、

昨日のこの嘉弥真の吉田正への四球が、

今シーズンを決定する、大きなものだったかもしれない。

頑張ってきた岩嵜、そして嘉弥真がついに決壊した。

 

ホークスは いちから作り直さないといけない。

この日の5回裏、ホークスは救援投手として左の

渡辺雄大を送ったが、これは嘉弥真の後任を作ろうという

意図があるに違いない。渡辺は27日に一軍登録された。

しずしずと、次の準備を始めている。

 

工藤監督は試合後 「まだ巻き返せる」と語ったという。

監督としては、「もうあきらめました。CSを狙います」

とは口が裂けても言えないだろうが。

監督はつらいもんだねえ。一軍の将とはつらいもんだねえ。

他球団の倍の戦力を与えられながら、故障で離脱があり、

戦力は他球団と対等になった。結果、勝てなかった。

さてここからが工藤さんの真価の見せ所。じっくり見させてもらいます。

工藤さん、あなたは腕のある監督だと本当に思っています。

期待しています。