2020 10 24

ホークス日記「連勝12でストップ&小久保解説」

 

西武に1-4で負けて連勝が12で止まった。

8回表、1-0でリードのこの回から登板の

モイネロが3四球で降板。代わった岩嵜が

中村に満塁弾浴びて逆転負け。

モイネロだって人間だから、こういうこともあるさ。

いつも神様とはいかない。

 

いつもパリーグTVやMXテレビで

試合を見ているが、この日はNHK中継で見た。

解説は小久保だった。小久保の解説は、いつもの

松中や本間や浜名や斉藤和巳とかに比べたら

面白かった。岸川は意外に深い解説をする。

南海OBなのに。これは意外。小久保が

面白い話をしていたので記録しておく。

小久保は、この日のホークスの敗因は、

モイネロの乱調よりも

6回裏のホークスの攻撃にあるという。

6回裏、1-0とリードしたホークスは、

連単打とバントで一死2、3塁の絶好のチャンス。

しかしここで松田三振、牧原投ゴロで無得点。

追加点取れず。(それにしても松田は不思議と

こういう場面で打順が必ず回ってくるな。

すごい星の下に生まれてるよこの人)

こういうことがあると、次の回、投手が崩れる

ことがよくあるという。

(実際には7回表、先発投手の東浜は

三者三振で無失点としたが。)

こういうチャンスで打線が追加点取れず、

次の回に投手が崩れた時は、小久保によると

「そういう時はピッチャーに謝りに行きます。

追加点取れなかった打線が悪かった、って」

謝りに行くのが当然という話し方だった。

そういうことってあるのか。知らなかった。

小久保は、逸機で流れが変わったと強調。

「流れ」というものを非常に重視していた。

 

小久保の解説は、試合の流れ論の他、

技術論にも触れていて、柳田の打撃の秘密、

少し反り返って打つことでボールとの距離が

取れるので力が伝わるとか言ってたような

気がする。この辺はよく理解できないが。

俺も試合の流れ重視派なので小久保の考えが

すごくよくわかった。

 

小久保は6回裏の松田に、代打長谷川勇という

手もあったのではという意見だった。

最近 松田は打撃復活気味なので、工藤も

松田に賭けたんだろう。でもやっぱり駄目かと

なったはず。工藤は松田に関してはホントに

よく我慢してるよ。あそこで松田に代打だったら

ホントに鬼采配だったな。(最近工藤の采配は

鬼采配とよく言われている)

ロッテとの差が開いたので、余裕があるので

松田に情けをかけて、それで失敗。

松田に情けは禁物と、今後の工藤はなるかも

しれない。9回裏は松田に代打明石。三飛。

 

小久保の解説は面白いが、やはりノムさんの

解説が恋しい。もう聞けないのか。寂しいなあ。

あんな解説してくれる人、他にいないもんなあ。

ノムさんロスがきつい。

 

工藤の後任は小久保ということはあるのかな。

年齢的にはちょうどいいが。工藤57歳、小久保49歳。

今日の解説を聞く限り、小久保は野球のことを

すごく勉強してる感じだった。ホークスは

高給取りばかりだが、選手のプライドを重視

する監督だと失敗するだろう。それこそ鬼采配が

できる監督じゃないとダメ。工藤がとうぶん

やるような気がする。

工藤の後は平石ということもあり得るが、

福岡での人気を考えるとやはり小久保か。