野球場巡りとは関係なく、奄美

大島に旅行に行ってきました。

 

2020年1月30日 木曜日

早朝3時半過ぎ、板橋の家を出て、

妻と池袋まで歩く。真っ暗。

4時過ぎに池袋駅に着く。

4:25山手線の始発に乗り、

日暮里駅で京成線に乗り換え、

(日暮里駅で30分電車待ち有り)

成田空港へ向かう。

6時半ごろ成田空港着。

飛行機チェックインして、空港の

売店でビール買って飲む。

8時半 成田空港発。

力士が乗っていた。本場所が

終わったばかりなので

休みなんだろう。

12時ごろ 奄美空港着。

狭い座席で3時間はツラかった。

空港でバス3日間乗り放題切符

を買う。4200円を二枚。

まずバスで、あやまる岬の見物

に行く。

空港からバスで15分ほど。

展望台から、下の公園まで

降りてみた。きれいな岬だったが、

とても風が強く、

雨も降って大変だった。

見物を終えて、またバスで空港に

戻り、今度は名瀬に向かうバスに

乗る。

そのバスを「東海岸」というバス停で

下りる。バス停から海岸に出て、

10分ほど砂浜を歩く。

「ハートロック」を見る。

水際の平たい岩の、4メートル大の

ハート形の穴に海水が溜まり、

ハート形に見える。

女子に人気のスポットらしい。

うまく見つかるか心配だったが、

見つかってよかった。

「東海岸」からまたバス。

名瀬中心街で下車。宿に入る。

二段ベッドの宿だった。

ネットで見つけた「かずみ」

という飲み屋に行く。17時入店。

この店がとても良かった。

食べ物は3500円のコースのみ。

家庭料理でとても美味い。

19時半から男性の歌い手さん

が島唄を歌い始めた。

順番に太鼓を叩いたり、

お客全員で踊ったり。

かずみさんは島唄の唄者で、

左手に包帯を巻いていたが、

右手だけで器用に料理。

南国女性の逞しさを感じた。

21時過ぎに店を出た。

かずみさんは「また来てね」と

言ってくれた。

宿に帰って寝た。

 

2020年1月31日 金曜日

10時ごろのバスで、けいはんを

食べに行った。

人気店だったのでとても美味かった。

ビール飲みつつ、ご飯とスープを

ともにお代わりして堪能。

食い終わって、またバスに乗り

マングローブ原生林へ。

悠久の時間を感じる静かな原生林

を見る。階段150段登り、展望台

にも登った。展望台で写真を撮って

いる時、航空機がすぐそばを

飛び過ぎたので、びっくり。

またバスで古仁屋に移動。

古仁屋の観光案内所で明日訪問

予定の加計呂麻島の情報を

仕入れる。

古仁屋の魚屋で刺身を買い、

店内で発泡酒(しかなかった)を

飲みつつ刺身食う。

古仁屋の港には寅さんロケ

記念碑有り。記念撮影する。

海沿いの公園で、島の少年たちと

話す。自転車をジャっと停めるのを

初めてできた!と嬉しそうだった。

島の少年は素直でいいよね。

17時過ぎ バスに乗り名瀬に戻る。

街のスーパーでツマミを買って、

宿の部屋で乾杯した。

 

2020年2月1日 土曜日

5時半 バスに乗り、古仁屋に向かう。

7時前 古仁屋に着く。

古仁屋のコンビニで、野球姿の

中学生を見つけたので、

練習ですか?と聞いたら、

市民球場で大会だという。

市民球場には先週電話をして、

試合が無いことを確認したのに。

ショック。でも仕方ない。

8時10分 フェリーに乗り、

加計呂麻島に向かう。

このフェリーにもお相撲さんが

乗っていた。

加計呂麻島の生間港に着いて、

自転車を借りようと思っていたが、

なんとこの日、島の自転車はすべて

メンテ中で借りることができず。

仕方なく歩くことにし、

生間から諸鈍まで歩く。山越える。

諸鈍の海は信じられないほど

静かできれいだった。こんな場所を

寅さん最後の場所に選ぶんだから

山田洋次さんは本当に凄い。

諸鈍の集落には、リリーの家があり

(現在は宿泊施設にリニュアル

されている)、長浜公園には、

ロケ記念碑もあった。

うまく見つけることができ

ゴキゲン。記念撮影。

公園のベンチで寝そべっていたら、

少年二人が来て、変なおじさん!

と声をかけてきた。

「今日は何をして遊ぶの?」と聞くと

首をかしげて両手を上に向ける

ポーズ。名前を聞いてきたので

「さいとうだよ」と答えてこっちも

訊くと「たく!」と答えた。

タク君は5歳という。

暑いので帽子を取ったら、タク君は

「髪の毛! 髪の毛!」と指さして

俺のハゲを大笑いし、近くの橋に

釣り見物に行ってしまった。

ここの子供たちとの交流も

いい思い出になった。

タク君たちにバイバイして

また生間に歩いて戻り、

今度はスリ浜を目指す。

1時間ほど歩いて山を二つ越え、

スリ浜着。ここにもロケ記念碑あり。

(満男がリリーにカレーをご馳走に

なった場所)

スリ浜からバス。

途中、バス待ちが1時間半あった。

ミャードの桜を見る。付近の家

からはテレビの音も聞こえない。

とても静かな集落だった。

公民館にお母さんたちが集まって、

歌を歌う会をやっている。

その歌声に癒される。

廃校した小中学校のトイレを借りる。

そこにいたおじさんが、貝を削ってる

のを見る?と言ってきたので、

貝の加工品の工場を見学。

廃校の教室を作業場としている。

おじさんは「たんかん」をくれた。

美味しかった。

学校を出ると、おじさんおばさんの

団体に会い、おばさんが黒糖まんじ

ゅうを2個くれた。おじさんによると、

貝の加工品は高く売れるという。

饅頭をバスの中で食べた。うまい。

バスで瀬相の港に着き、

売店でサンドイッチ買って食った。

瀬相港にもロケ記念の石畳があった。

瀬相港からフェリーに乗り、

古仁屋へ。

古仁屋からバスで名瀬へ。

名瀬のホテルに入り(昨日までとは

別宿。三連泊で取れなかったので。)

人気だという焼き鳥店「鳥しん」に

行ってみる。

鳥の刺身は美味かった。

ホテルに帰って、少し飲んで寝た。

 

2020年2月2日 日曜日

9時半過ぎ、ホテル近くからバス。

空港へ行って、12時過ぎの飛行機。

また力士が乗っている。

14時過ぎに成田着。バスで東京駅

へ。電車と違い駅まで歩かなくてい

いのでありがたい。16時過ぎ東京

駅着。

16時半過ぎ 板橋の自宅着。

 

今回の旅のMVPは「かずみさんの

店」。次点は「諸鈍の海」「島の

少年たち」。やりたいことは全部

やれた、楽しい旅だった。