日記  20110705

*先週末は、兵庫の伊丹スポーツセンター、尼崎の小田南、
 そして懸案の岡山県エイコンスタジアムと3球場を踏破。
 エイコンなんか最寄り駅から徒歩2時間だぜ。くたびれるのなんの。
 でも長年の課題だった球場を踏破できてよかったけど。
 2時間歩かされた末に、試合決行が危ぶまれる雨まで(予報外に)降りやがって、
 最後までハラハラさせられた。さすがは踏破難物球場だけのことはある。
 なんとか踏破できて、これで残る難物は福井の三国球場だけかと
 思ったら……

*新潟にできた「みどりと森球場」てのは、新潟市内だからと
 たかをくくっていたら、市町村合併で住所こそ新潟市だが、
 トンデモナイ田舎にあるんだな。
 なんとか行く方法を見つけたが、これも難物ではある。
 今後行こうと思う人は、どうやったら公共交通機関でうまいこと行けるか?
 考えてみてください。
 こういう「交通パズル」の面白さも、車に乗らない私が味わう
 「野球旅」「球場めぐり」の楽しさである。

*藤子F不二雄の全集が小学館から刊行中だが、これまではスル―してきた。
 でも「初期少女・幼年作品」という一冊だけは、立ち読みしてスル―出来ず
 購入してしまった。マンガを買うなんて久しぶりだ。
 藤子Fの最も良質な部分が、この一冊に凝縮されている。
 マンガファンなら必読であろう。
 「ライオンとこじか」とか、まじすげえ。

*梶原一騎の遺作「男の星座」。もう何度も読み返しているが、
 今また読み返している。
 歯切れのいいナレーション、物語の運び、素晴らしい。
 梶原先生は最後まで技量に衰え無しだったことがこの作品で証明されている。
 惜しくも先生の死でこの作品は未完に終わったが、
 これが最後まで書かれていたらなあと願わずにはいられない。
 偉大なり、梶原一騎先生。
 「ONE PIECE」とか話題になってますが、死して数十年後に作品が再び
 映画化されるレベルになって初めて、
 梶原先生と同格と言えるのではないでしょうか。
 20年後、「ONE PIECE」なんて誰も思い出しもしないでしょうな。