日記  100212

15時半ごろ 仕事が終わる。
太田さんに昼飯に誘われたが、もう食べていたので断る。
悪いことをした。
でも太田さんと話すと緊張するからなあ。仕事での師匠だから。

池袋駅を歩いていたら、西武デパートで古本市をやっているのを
思い出し、行ってみる。
ロクな本が無い。「世界の映画作家 黒沢明」(キネマ旬報刊)が
300円で売っていたので迷ったが買わず。
結局「漫画に愛を叫んだ男たち」(長谷邦夫著)525円と、
「テレビドラマ代表作選集 1975年版」300円を買う。
「テレビドラマ……」のほうは、山田洋次が書いている「幼なじみ」が
お目当て。たぶん「日曜劇場」用。共作者は知らない脚本家。
それにしても、古本市を回ると以前は買いたい本がありすぎて困ったものだが
最近は全然食指が動かない。
年をとって好奇心や興味の幅がせばまったのか。
それとも買いたい本は買い尽くしてしまったのか。
確かに一生かかっても読み切れないくらい大量の本が部屋にあるし。

江古田に着いたら、なんだか腹が減り、駅前のトンカツ屋「坂田精肉店」
に初めて入ってみる。
ロースかつ定食が490円。安くて美味い。これからはトンカツはここに
しよう。

帰宅後、松本清張の短編集をやめて、長谷邦夫の本を読み始める。
長谷の記憶が非常に詳細で面白い。トキワ荘関連の本はどれを読んでも
面白いなあ。
3月21日の渡辺宙明ライブのチケットが取れたようだ。楽しみ。
「シャドー星人マスク」の作者に塗装法の問い合わせをしたメールの
返事も届いていた。
とても親切に説明してくれている。ありがたやありがたや。