(ボクシング)内藤大助―亀田興毅 091130

12ラウンド 判定3-0で亀田の勝ち。

素人目に見ても、亀田の圧勝完勝だった。僕の予感的中。
23歳(亀田)と35歳(内藤)だもんなあ。
試合前、具志堅用高、ガッツ石松、輪島幸一らがこぞって
内藤勝利を予想していたが、専門家はどこを見ているんだろうと
思っていた。予想通り専門家の予想はハズレた。

そんな僕にも予想外のことが一つあった。
試合後、内藤妻が、内藤のジムの会長に対し、
現役続行を直訴したという。

内藤は以前防衛戦で負けた時、内藤妻に引退するように
言われたが、現役を続行を希望。その時、「次に負けたら引退する」と
妻と約束したという。
だから今回負けて、内藤妻は当然引退を望むのかと思ったら
逆だった。人間心理の面白いところだ。
内藤のジムの会長は、たとえ内藤が現役を続けたいと言っても
非情のようだが、とめてあげるべきだ。
今回の試合、内藤の完敗。もう亀田には勝てない。
現役を続けても晩節をけがすだけだ。辰吉のようになるだけだ。
ぼろぼろになるまでやるという考えもあるだろうが、
ここが内藤の引き際だろう。男は引き際が肝心である。

昨日の中継の最後に、花道を帰って行く内藤は
「まだ終わりじゃねえぞ!」と叫んだ。ビデオで確認したから
間違いない。内藤の悔しさもわかる。アンチ亀田のオレも悔しいが、
ここが内藤の引き際と思う。関係者はその判断を誤らないように
してほしい。

とうぶん亀田の天下が続くだろう。
アンチ亀田としては亀田をKOするボクサーが早く出てきてほしい。

関係ないですが今、倉本聰の傑作ドラマ「6羽のかもめ」のシナリオ集を
読んでいます。全話読み終わったらあらすじ&感想をアップします。