「1リットルの涙」9,10話  060505

何度も繰り返し見ているので
だんだん慣れてきたのか、きょうは泣かずに観ることができました。

9話のシナリオうまいなあ。
亜也が「話すこと」を奪われていく回だが、
そこに、人間には聞こえない「イルカの声」の話をからめる。
しかも2人のデートを水族館に設定してあるから
イルカの話になっても全然不自然じゃない。
泣かずに観ると、こういうこのドラマの
「上手に作ってあるところ」に気づくなあ。
母親が麻生を思わず怒鳴るところも、母親の真情が出ていて
いいですね~。

10話も感心したところがあったぞ。
結婚式から帰った病院のシーンで
ストラップが車椅子に付いていないのがワンカット映る。
「あれ?」と思って見ていると、そのわけがあとでわかる。
これなんかも、丁寧な演出の一例です。

これからは泣かないで観られそうなので、
冷静に研究していきたいと思います。