いい最終回でした。泣きました~!
クサいシーンの連続や、あざとい「泣かせ」の連発だったら嫌だなと
思っていたが、全然そんなことなく、見事な最終回だった。

最後、たくさんの人がお墓参りに来るシーンは賛否が分かれるかもしれない。
東高から転校する時、同級生たちが「3月9日」を合唱して送り出したシーンと
同じで、ちょっとドラマっぽすぎるという批判が出るかも。(ドラマなんだけど)
このドラマは、そういう「ドラマっぽさ」をぎりぎりのラインでうまく抑制してきていたから、
その合唱の場面と、きょうのお墓参りのシーンはちょっと踏み越えてる気がしないでもない。

でもまあ今日のは、このドラマを見た人みんなの気持ちを具現化したものとして
ぎりぎりオッケーじゃないかなと思う。本物の亜也さんも天国で喜んでるだろう。

良い最終回でした。錦戸が亜也に届いたハガキを読むあたりから、連打連打でしたね。
(ほんとこの2人の演技はいいよ。将来また共演してほしいね。)
でも感動の押し付けに見せない、エピソードの淡々とした積み上げ。
(献体のくだりなんか、ほんと抑制の具合が絶妙)
最後が2人のイキイキしたカットだったのもよかった。
亜湖のセリフ「お母さんたちがそんなんじゃダメじゃない」ほんの少し笑いを交えて
言うところ、成海演技うめえ~と思った。成海もすごい子だね。
陣内の「さすが俺の子だ」というセリフ、シリーズ中何度も出てきたが、
最終回の最後のシーンだけ、逆の意味で使った。(謙遜の意味で使った)
脚本設計的にこれもうまい。
藤木も最後だけヒゲを剃っていた。これもいい。

亜也さんのメッセージ「いきて」。
ただメシ食ってクソして寝るだけじゃ「いきて」るうちに入りませんね。
反省しきりです。
いやーいいドラマでした。ほんとによかった。拍手!!