日雇いの営業修行を行っていた時です。

 

その営業内容とは、地方のおいしい洋菓子の訪問販売です。

 

職場ではdoor to doorとちょっとかっこ良く言っていましたが、

 

ただの訪問販売です。

 

手当たり次第、家のインターホンを鳴らして

 

「地方のおいしい洋菓子を紹介しているのですがよろしければご覧いただけませんか?」

 

と言っていきます。

 

察する通り、成功率は1割です。つまり、9時間働くとしたら8時間は断られます。

 

断る人の気持ちも良くわかりますが

「今忙しい!」だの「いらない!!」と

 

面倒くさそうに吐き捨て、切り捨てるような言い方をされると参ってしまいます。

 

一ヶ月間でしたが、精神的にはかなり鍛えられてタフになったと思います。

 

私でも太鼓判をおせる洋菓子ですので、ファンの方も当然多くいらっしゃいます。

 

ファンの方に購入してもらったり

 

私が商品のストーリーをプレゼンした事によって購入していただくのは嬉しいのですが

 

私の一生懸命の姿や、年齢が孫に近いという理由で、

 

商品とは関係ない部分で購入していただいた方も多くいました。

 

私を応援する気持ちで購入してくださったのは嬉しいのですが、

 

やはり必要な人に、必要な物を届けたいと思います。

 

お客様が欲しいと思っていたところにちょうど私が現れる事は

 

ほぼ確率的に難しいでしょう。その中で

 

「つい買ってしまった」、とか「買わされた」という売り上げではなく

 

「必要ないと思ったけど話しを聞いてたら欲しくなったから買った」と

 

そう思われるような仕事をしたいと思ったのでした。