9月28日、渋谷ヒカリエで行われたイベントを取材した。

「EMERGING WOMEN ENTREPRENEURS FORUM」
新興女性企業家フォーラムと題して、新しい女性起業の在り方や新しい働き方、
リーダーシップの在り方について考えるイベントだ。

6名の女性起業家のプレゼンテーション、
次にAERAの編集長、浜田敬子さんと女性起業家のパネルディスカッション
の二部構成でイベントは進んだ。


ミャンマーで若手起業家支援を行うKhin Thet Maw(キン・テッ・モー)さん

カメルーンでマルチサービスを展開するAudrey Chicot(オドレ・シコ)さん


プログラムや参加者の詳細はこちら


日本では、女性の社会進出が必要不可欠とされている。
安倍首相も、首相官邸のホームページで、
「すべての女性が輝く社会づくりを推進している」と述べている。

女性の力は今後の社会に必要であることは事実なのかもしれない。
しかし、エルサルバドルで手工芸製品を通じて
女性をエンパワメントしている
ルールデス・マリア・メナ・デ・ゲラはこう話した。

「女性だからとか、男性だからとかではなく、
人間としての尊厳を大切にしてあげることがエンパワメントには大切なのです」

私たち日本人は性別への意識が強すぎるのではないか。
人としてお互いを尊重することが前提であることを忘れてはいけない。
彼女のプレゼンテーションを聞いて、そう思った。


NOBORDER取材班 田中將介