2020年4月6日(月)、天気もいいし無用な外出は控えるように、というお達しを忘れてつい、神奈川県秦野市の弘法山へと行ってきた。

 桜の名所らしいがさすがにこの時期は散っていて見晴らしは良かったが昼から行ったのでカスミがかかって富士山は見えなかった。

 その昔弘法大師がこの山で修業したことでそのように呼ばれているのだと知った。

 私の田舎宮崎県延岡市には日本一の弘法大師の立像があり、4月の終わりの土日には、そのお祭りが行われ、九州春の三大祭りとして内外からも多くの客が訪れ、私も小さい頃はそこに行くのが楽しみであった。

 何しろ山奥の子供にはにぎやかなところに行くことはなく、楽しみの一つだったねぇ。

今年は祭り自体は縮小して、コロナウィルス撲滅の祈願を行うのだそうだ。千波の在京のOBたちと一緒に私も寄付をして一応地元の夕刊紙には小さいながらも名前は紹介されているようで友人からの連絡がある。

 閑話休題

秦野市には私は初めて行くのであるが、この4月から生麦のインターに乗ってそのまま東名高速につながる道路ができて、利用してみた。

いつもは、狩場インターから町田インターまで行って東名高速に乗るのだが、今回は初めてのことで利用したが、横浜の青葉インターで東名に直接合流をして時間にして1時間は違っていた。

何とまぁ、便利なものができていく、びっくりしたねぇ。

 そういうことで平日の昼間もあって一度も渋滞することもなく、弘法山の駐車場へ1時間半でついてこれまたびっくりした。今の時期は学校も休みで家族ずれも来ていたがたまには気分転換もしなければストレスがたまるだろうねぇ。

 駐車場からはそれほどの距離もなくすいすいと登れて、910メートルらしいが楽な道のりで会った。

ついでに隣の権現山まで歩いていき、ここは820メートルだそうで、相模湾を望めて大変気分のいいものであった。

今回はワンコウにはちょうどいいぐらいのコースではなかったろうかね。

 降りて帰路に就いたが帰りもこれまた空いていて半日で十分有意義な一日となった。

ただ、世間では不要不急な外出は控えるように言われているところであった。翌4月7日には「非常事態宣言」も発せられて、なおさら厳しくなった。

 4月は、山中湖に泊まる予定を立てていたがこれは中止、5月には嫁の実家近くの温泉に行く予定であったが、これも中止となってただひたすら自粛生活である。

 こんな世の中誰が予想できたんだろうねぇ。

2020、東京オリンピックで日本が盛り上がって最高の季節になっていたのに‥と思うと残念でならないが、空手の稽古も休みとなって2か月、ここは我慢して再開を祈るしかないね。