1月14日(日)、大相撲初場所のマス席のチケットが手に入ったので関東延岡会幹部4人で行くことになった。

当日3時集合なのだが私は午後1時前に着き、近くを散策して集合に行くようにしていた。両国といえば江戸時代から多くの小説の舞台になっているところでもある。中でも「忠臣蔵」吉良上野介の屋敷があったところで今は公園となっている。

 以前は毎年12月14日は高輪泉岳寺の方へ墓参りをしていたのだが、一度この公園を訪ねた時には、両家の供養祭をやっていたことだった。人数も少なかったが、この吉良上野介は領地の三河の吉良(愛知県西尾市吉良町)では名君として評判がよく今でも慕われているそうだ。

 また小説でも吉良常や、幕末の侠客・吉良の仁吉などを聞くところであるが、親しみのある土地でもある。

ぶらぶらと歩くと芥川龍之介文学碑や勝海舟の生誕の地などもあって興味が尽きないね。

両国なので相撲部屋も多くあるが、時津風部屋「双葉山相撲道場」の看板も見えて喜んだねぇ。

史上最高の69連勝の記録を残すこの横綱は宮崎県の隣の大分県出身である。これだけでも親しみがあって小さい頃のテレビではまだ審判席に座っていたのを覚えている。

 そうこうしながら待ち合わせの両国駅の改札口に行って待ち合わせ、入場だ。先場所も来たがその時は二階のいす席、今回は一階のマス席である。応援の声援も良く届く。地元延岡出身の琴恵光にも声援や応援幕を見せてさすがに目についたであろう。この日は網打ちからの寄り切りで勝利を収めた、めでたしめでたし。

 取り組みも進んで最後の横綱がよもや負けることになって座布団が飛び交い私もついでに座布団を飛ばしたが、立ち上がったので後ろからの座布団が頭に当たったが全然痛くもない、いい気持であった・。

 終了後は、近くで日南市出身の人が経営をしているスナック「ローヤル」へ繰り出して祝勝会である。

歌はもちろん村田英雄唄うところの「男の土俵」♪♪やぐらだいこが墨田の川に~♪まさに墨田川の近くに構えるこの店で歌うことができて大変うれしい。またここの近くに陸奥部屋がありそこの横綱、鶴竜が顔を出すことあるそうでその時はぜひとも来たいものだ。

 この日は、ここで歌うことを忘れて館内で声をからして応援をしてきた。案の定声がかすれてあとはうまく歌えなかったが、そこは気合いだ。楽しく過ごせたのでいい一日だったねぇ。