12月3日(火)、全国大会を今週末に控えて最後の確認で行ってきた。

今日は天気も良くて11月中旬の気候だそうでぶらりと近くを散策した。毎年この会場に来ることはあっても、朝早く駐車場にきて大会が終了するとそのまままっすぐに戻るので近くによるということはない。

 昔は遠方からの先生を迎えると駅近くで飲んだりしたものだったがここ何年かはそれすらもしなくなった。

久しぶりにぶらぶらしてみるか。会場の前の神社は招き猫発祥の地で新選組の沖田総司の臨終の地でもあるらしい。

 また、私の好きな池波正太郎の小説ではここ浅草界隈の話がたくさん出てくる。あの人もここの近所で育ったそうで生家跡があって訪ねたこともあった。

 猿若町などを通りながら浅草寺へと向かう。近くに行くと平日なのに大変な人出である。東南アジアの人たちを中心に世界から観光客が来ているようだ。

昭和の初めは六区あたりが大変にぎわったそうだが、今は演劇場などがあるのだが人ではさほどではないな。それでもぶらぶらしていると、案内板に近くの「天獄院」にあの細井平洲の墓があると書いてある。

細井平洲・知る人ぞ知る。あの上杉鷹山の恩師である。これはぜひとも言っておきたいと尋ねたが表門は閉まってあったので入り口から眺めるだけであった。尾張の人なのでてっきりあちらに墓もあるものばかりだと思っていた。

 意外と新しい発見もあったりして散策の楽しみはこれなのだねぇ。

それから、浅草寺へと戻ると今度は修学旅行の中学生だろうか大勢が記念写真に納まっていた。

私にもこのような時代があったねぇ。思い出さないと覚えていないが確かにワクワクしてきた頃があった。

そうはいっても、半世紀、50年もたつと細かいことは覚えていないが楽しんだねl。

 帰りは仲見世を歩いたが、人とすれ違うのが大変で途中裏通りに入ったりして出てきた。

新宿や渋谷に比べて上野、浅草地区は古いものを感じるようで私は好きだねぇ。

 帰り鶴見駅前のカラオケに久々に入ってきたが、ずいぶん声量も落ちてきたように感じた。

それでも懐かしい歌を歌って気分転換だ。大会へ向けて力がみなぎってきたようで頑張りますか、待ち遠しいねぇ。