江戸時代初期の漢学者、石川丈山の「富士山」、各流派の詩吟大会では終わりに大合吟と称して、皆さんで吟じる漢詩の結句である。
4月16日(火)、一泊二日で河口湖のペットホテルへ行ってきたのだが、今回のホテルは今まで止まった中では最高級のホテルではなかったかね。
以前河口湖畔で別のホテルに泊まったこともあったのだがこれほどの眺望には程遠かった。
何しろ富士山を河口湖の向こうに正面に見ることができてちょっとした庭ではバーベキューを囲み、酒の肴には何もいらない富士を眺めるだけで胸がいっぱいになったのである。
まさに白い扇がさかさまになったような素晴らしい眺めであった。
そしてこちらでは桜が今は満開で「桜まつり」が行われていたが一番いい時期に来たようなもので幸せだねぇ。
富士山といえば、その昔、もう20年近くになるであろうか、山中湖近くの民宿に泊まって総勢40人ほどで合宿を張ったことがあったねぇ。
朝の散歩で山中湖湖畔でみんなで写真を撮ったことや近くの民営の体育館を借りて稽古をしたものだった。
夕食はみんなでバーベキューそれはそれは楽しいものであった。
今回の夕食も河口湖をの望んでバーベキューを行ったが、二人とワンコウでは絵にならないねぇ。何しろ食べきれなくて係員に分けても余ったほどで、やはり大勢で食べるのがおいしいようである。
ま、それでも富士をバックにバーベキューなんぞはそうあることではない。
また近くにも、何年か前に富士山が世界遺産になったことがあったが、開発などが進み散歩道や新しい店などが湖畔沿いにできているのにはびっくりした。
ただ、相も変わらず観光地となると外国人が主で、私たちの部屋の上の泊り客もそうであったようで遅く来てバタバタとしていたねぇ。
開けて翌日は、近くの祭りに寄ろうとしたらたくさんの車で駐車場が遠いところに案内されてシャトルバスでの送迎と聞かされたので、こちらはペットづれなのであきらめて戻ってきた。
今回は細君の三連休に合わせて火曜・水曜の一泊二日なので空手を休まないで行ってこれて良かった。
戻ってその日の夜は馬込の稽古に行ってきたが、これとても大した疲れはなくていい休日であった。
これで我が家のゴールデンウィークは終わって、細君の店も私も暦通りの営業である。
初夏である、元気で参りま初夏・・?