11月22日、来る16回全国大会の最終確認で浅草まで出かけてきた。用事は時間もかからなかったのですぐに終わって、来たついでである近所を散策してこようという気になってブラリと一回りである。

 この台東リバーサイドスポーツセンターもずいぶんと通っているねぇ。今年は16回の全国大会だがその前には首都圏硬式大会として5回ほど行っている。そのほか審判講習会なども何度も行いずいぶんとお世話になっているところなんだねぇ。

 最初は、1990年、K-1ブームのころここで行われた総合空手の大会に最初に教え始めた弟子を出場させたころかねぇ。ルールも良くのみ込めないようなころであったが、とにかく倒せばいいのだろうと思うくらいで挑戦してそれでも2度ほど勝ってベスト8まで行ったのかな?

 私は空手を始めて50年、34歳で指導を初め、大会を開催したのが37歳だったかな、古いことゆえ正式な記憶は資料を見ていないので確実ではないがおそらくこのくらいであろう。最初は上杉会大会として大田区体育館分館で、九州から兄を呼んで会長になってもらって、約8回ほど行ったか。それからここリバーサイドセンターで首都圏大会が5回、全国防具空手大会が15回へと続きすでに30年近く毎年行っている。

 その間には北区の体育館と大田区総合体育館でジュニア大会が15回、その前はちびっこ大会として北区の桐ケ谷体育館で3回ほどやったかな。千葉県大会も8回ほど行った。神奈川県大会は今年で16回だがその前は横浜大会として5回ほど生麦小学校や神奈川武道館で行った。よくもこれだけ行ってきたものだ。もちろん時の会員がみんな応援をして盛り上げてくれた。空手団体も数多くの交流もあってそれなりの歴史だねぇ。

 閑話休題

浅草といえば、高校時代東映任侠映画にあこがれて、映画館へ足を運び、高倉健主演の「昭和残侠伝」などで舞台になったところである。

♪墨田の夜風を素肌に受けて死ぬときゃぁ一緒といったじゃないか~♪

そんな隅田川を散策すすると、剣客商売を描いた小説家の池波正太郎の生家もすぐ近くにあり、小説の舞台でもおいしい店が出てくるところでもある。ここらあたりをブラブラしながら今日は浅草寺まで足を延ばそうか。

仲見世通りは相変わらずすごい人出で外国人は修学旅行生で一杯だねぇ。しかし通りを一歩入ると、ひさご通りや六区通りへ来ると極端に人が少ない。花やしきも久々だが、そうか、いつの間にか入場料を取るようになっている。無料のころに来たことがあるがそれはずいぶん昔のことなんだねぇ。

 浅草演芸場ののぼりがあってその昔はよく来て落語を聞いたものだった。今の日テレ「笑点」の司会者の師匠の春風亭柳昇師匠のファンで出場を確認すると入場して腹を抱えて笑ったものだった…・40年前の話なんだねぇ。まさに今は昔の話でございます。

タイムスリップしたようなひと時で、電車で横浜に戻ると現実で、カラオケに入ってその時代の歌を歌って懐かしんできたねぇ。