11月27日(月)、一か月前に帰る予定であった旅行が台風の影響で飛行機が飛ばなくて一か月後のこの日に繰り下げて行ってくることになった。全国大会の準備も一段落していたので時間はとれた。

 今回は母親の見舞いと兄弟で小学6年生の時に一泊で行った別府温泉に行くということで前から話が決まっていて、ホテルも「杉乃井ホテル」に予約をしていた。前回の時当日キャンセルなのに台風で来れないという事情を説明したら、キャンセル料はいりません、という返事をもらっていたので改めて行かなくては・・と思って取り直したしだいである。

母親も意識もはっきりしていて元気なので安心して兄の車の同乗して出発。

まずは、これも小学生の時に一度行ったきりの「高崎山」である。何しろ50年ぶりだ、どんなになってるか楽しみでもあった。ときどきニュースなどで流れるので様子はわかっていたのだが実際に行くと、こんなに狭かったか?と思うくらいのスペースだったね。

 係りのおじさんがマイクで説明をしてくれたので結構時間も取れて楽しめたが、昔はそんな説明もなく、ただ山の中を山猿がたくさんいた、くらいしか記憶がない。

この日もテレビのクルーが来ていて、子ザルの保育園を取材してさっそくテレビで流れたのだそうだが、確かに子ザル同士で滑り台などで遊びながら親ざるが一匹か二匹くらいで監視しているぐらいで驚いた。

 そのほか。ナンバー1などの紹介もあったが一番強いサルがボスになるものばかりだと思っていたが、ただ古くからいるオスざるが順番でなるのだそうで、これには私もびっくりしたね。4時過ぎまでいて餌巻きの時間になるとそれはそれはこの日はB群だったそうだがぞろぞろと集まってきたのには圧巻だったねぇ。

 それを見届けると、ホテルへ向かってちょうどいい時間であった。

「杉乃井ホテル」それこそ40年ほど前になるであろうか、私の父親が定年退職になった時にいとこのおじさんが退職祝いに一泊旅行をプレゼントしてくれたそうで母親とも行こうかと思っていたのだが、外泊は無理ということで私たち兄弟で来ることになった次第である。

 何しろ2000人から泊まれるという大ホテルでこの日は平日ということで1400人くらいです、といっていたがさすが、温泉県というだけあってスケールが違う。

 いずこも同じだが韓国系、中国系のお客が多いということで夕食はバイキングなのだが、オプションにしてゆっくりと味わった。

風呂ももちろん温泉でその展望も湾を囲むように街並みがある熱海と似ているような気がしたが温泉の性質が別府のほうが各段の差がある。終わるとカラオケ室に行き、そこは上杉家、芸達者がそろっているのであっという間の時間であった。

 私はのどががらがらで今回ばかりは聞き役に回ったが、それでもワイワイガヤガヤ・・・年を忘れて楽しんだものだった。