夏はここ何年か、細君の故郷である、福島県田村郡小野町へ車で行っている。今年は8月に入って毎日雨が降っている中、例年通り出かけてきた。 いわき市のはずれに「いわきの里・鬼ヶ城」という宿泊施設があり、その中のコテージを予約しておいたので今年はそこへ2泊した。標高887,3メートルあるのだそうで涼しいかと期待して行ったのだが、こちらも雨続きで霧の中での生活であった。遠くから見ると雲になるのだろう。だから晴れていても霧雨が降っているような曇りで何かすっきりしなかったねえ。
ついたその晩は近くに細君の妹が住んでいる地域の盆踊りがあるということで出かけて行った。
昔ながらに一曲を延々と踊り続ける、これが本当の盆踊りなんだねぇ。
私の田舎の盆踊りも「延岡ばんば踊り」を延々と踊り続けるのである。ついでながらこのばんば踊り、先月。7月22日一曲の踊りを一斉に多数(2,748人)で踊るというギネス記録に承認されたばかりである。
閑話休題
この歌を聴くと、いわきの小白井(おじろい)の踊りだそうだが曲は福島の相馬盆歌くずしのような感じであったねぇ。
終わっての戻り、泊まりはコテージなので食べ物は持ち込んで自分たちで料理するのだが、妹さんから米や野菜などの差し入れがたくさんあって困ることはなかった。
次の日は、私がぎっくり腰になるというハプニングがあって私とクウは一日何処へも行かずに留守番で、細君とその母親が妹さん宅に行ってきたようである。せっかくの温泉もあるというのに温まるのはもってのほかということで湿布薬をたくさんもらってあてがって静かにしていたのだが、おかげであくる日は歩けるようになって、帰りは運転もすることができた。
高速道路も時間をずらした関係で大した渋滞に合わずに戻れて、休憩3回を入れて4時間弱で戻ってきたということは、昨年を考えるとずいぶん楽であった。
しかし、ぎっくり腰で休んでいたばかりとは何のために行ったのかねぇ。
細君の実家なので細君は楽しめたのだから、ま、いいか、と思わなければ救われない。
私には散々なようであったがこれはこれでまた一つの思いでかねぇ。
かくて2017年のお盆休暇はこのように過ごして残り後半へ突入である。
合宿、昇級審査、各種大会、雑誌掲載など盛りだくさんであるが、これも健康あってこそ・・・
自分で言うのもなんだが、ご自愛専一にやっていくかね。