あけましておめでとうございます。
放課後児童支援員の「しんごうき」です。
昨年は、転勤や役職替えがあって、
なかなかブログを書く余裕やゆとりが
なかったのですが、ネタもぼちぼち
溜まってきたのでぽつぽつ書いて
いこうかと思います。
支援員(最初は指導員)になって、
今年で18年目。
途中でお休みや、本部勤務もあったので
キャリアは15年ぐらいかな。
長く続けていると、ついつい忘れて
しまう大切なこと。それを冬場になると
思い出します。
冬場の学童ってコマが流行りがち。
小学校の授業で昔遊びをするから。
私はコマ遊びが好きで、回せない子に
コツを教えて「回ったー」と笑顔に
するのが好き。一緒に大喜びするのも。
コマの教え方に、自信があったのですが、
それを1年生の女の子スミレさんに、
打ち砕かれました。
スミレさんは小柄で黒髪。笑うとチャーミング。
口数は少ないけど、愛嬌のある女の子。
でも自分のこだわりは、はっきりと主張する。
例えば黒が大好き。ランドセルは黒。洋服も黒。
ある日、スミレさんがコマ遊びのコーナーにやってきた。
「スミレさん、コマ回せるの?」と私が声をかけると
「やったことある」とスミレさんは即答。
様子をみていたら、今まで見たこともない
コマの巻き方、持ち方、投げ方。
心の中で私は「あ~これは全然回らないパターンだ」
「せっかく興味をもってくれたし、回せるコツを伝えよう」
と声をかける。
『スミレさん、この巻き方のほうが楽だよ』
「いい。スミレこれでやる」
『スミレさん、この投げ方のほうがいいよ』
「いい。スミレこれがいいの」
一向にコマは回りません。回る気配すらない。
だって回転すらしないから。
数日たって、コマをするスミレさんを発見。
「あーこれ、やめちゃうかな~」て思ったその時、
コマがちょっぴり回ったんです。
千鳥足の酔っぱらいのようにフラフラした、危うさで。
私は正直 びっくりしました。
心のなかでずっと、
「それじゃ、回るわけないじゃん」って思っていたから。
その時のスミレさんのニタァーとした笑顔。
今でも忘れられません。
私はあの笑顔に教わりました。
自分が傲慢だったって。
「自分の教え方が正しい」
「子どもの自己流では回らない」と
勝手に相手の可能性を決めつけていた。
まったくコマッたひとだ。
そのあとから私は、
「教える前に可能性を信じる」に換えました。
その子のやりたいように、思うがままに
コマに挑戦してもらう。
困った時を見定めて、それでも
「先生教えて~」となったらそこで教える。
これを意識するようになって、
私の近くで、楽しそうにコマをする子が
増えました。
教える人間の心で、相手が大きく変わる
だから「教える前に可能性を信じる」
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
今日もワクワクする1日を!


