清四郎は協力会社の営業マンと自社の後輩と来てくれた。

同じ会社で40年も勤めている清四郎は、高知県の後輩で、

大酒飲みの喧嘩早い奴で年中馬鹿をやっている。

女なら誰でもいいという簡単な男。

その業界では有名な「営業マン」でトップの座は誰にも渡さ

ないという。

もうそろそろ定年になる。

高知を愛しているが、その名のごとく、四男で、三,二、一

の兄貴がいる。

親はもういないので、帰るところが無いというところか。

姉なら帰りやすいが、それと奥さんが高知があまり好きで

はなく、(当たり前で、旅行者や四国参りの方には、すごく

気に入ってもらえるが)そこで生活はしたくないらしい。何し

ろ仕事が無い。

お金をたんまり持っていれば、そんなにいいとこはないな。

何しろ、何を食べてもおいしい。他人に優しい。人なつこい。

清四郎はすぐ「酔うたんぼ」になる。高知弁で「ヘベレケ」。

それでも協力会社の営業マンからは慕われているらしく、

「相談に乗って」いるらしい。「レジェンド」で業界のトップだ。

これからも元気で健康に生きてほしい。

 

美徳は栄光への近道である

(ヘラクレイトス ギリシャの哲学者)