ちょっといい話。
一昨日の事。
自転車置き場で、手動で充電出来る乾電池を、片足を地面について回わそうと思って、ブレーキをかけ、少し右側をあけて止まって、回し始めたら、駐輪している一台の自転車にどこかが当たったらしく、倒してしまいました。
「こりゃ大変」と思って、使っている充電器をかばんに入れようとしてると、後ろからパタパタと足音が聞こえて、小学生位の男の子が倒れた自転車を起こそうとしてるではありませんか。自分の倍位の自転車です。ここで自転車が起きなければこの子に恥をかかすことになると思い、片足でとまってる足を下ろして手伝わねばと思っていると、なんと、その大きな自転車を、その子が自力で起こしてしまったのです。
「ありがとう」と言うと、その子はお辞儀をしてにっこり笑って、母と妹(だと思う)のところに走っていきました。
駐輪場ですから出口に近いところに、その子の母親達も駐輪してるのでしょう。俺は何だか嬉しくて泪が出そうになったのです。母親を中に両手に子供を連れて歩く三人を通り過ごしながら、「ありがとうね。いいこですねぇ」というと、母親もにっこり笑ってくれました。
恋歌・31
時を経て逢い合う事のもしあらば語ることばもうつくしからん
(尾崎左永子)
@あなたと別れてからそんなに時間はたってません。あのときとげとげしいことばの応酬、その感情は私の胸にまだ生々しく、ひりひりと痛む。怒り、哀しみ、嫌悪、憎悪。そんな負の感情も癒えていないのです。しかし、私は、私自身の変化に未来への希望を投影します……
(太郎次郎社エディタス 大人のための恋歌の授業 近藤真著 より)
