昨夜は疲れて朝まで熟睡してしまいました。

 5時頃に目が覚めると、ラジオ深夜便のゲストが歴史学者の磯田さんだったようです。

 聴き逃しましたが見逃し配信と言うのがありましたので、NHK渡辺佐和子アナとの対談形式になっていたのを読みました。

 小さいころから歴史を探究し続けてきた磯田さんは、今の時代、歴史は転ばぬ先の杖として生かせるといいます。

 「歴史は安全靴だと思っています。歴史を知っていれば、災害が避けられたり、苦難が避けられたりする。似た現象が起きるということです。歴史を知っていくと、類似のことは過去にいくらも起きてるので、予測がつきやすくなります。歴史って、地震のような地学の現象でも、地球物理学的な現象でも、韻を踏んでいます。ましてや、政局とか人間がやることは、韻は踏むけれどもまったく同じことは起きません、同じことは繰り返しません。歴史は、繰り返さないが韻を踏むのです」

(渡辺)歴史を知ることから、言えることは何だと感じていますか?

(磯田)まず、「必ず来る」ということですね。災害のことは来ないと思いたいんですよ。ふだんは考えないんですけど、必ず来る。それと、“来かた(来る方法)”ですね。まったく同じ現象ではないけど、似た来かたで来ますね。

 将来の日本のため、自分のためとかそんなこと考えずに、自分の人生を豊かにする時間。ルーティンでない時間をつくってください。そこに充実度を設けていくことしか、もう解決策はないと思います。

 何も変わらないような毎日ですが、その毎日に充実度を設けていこうと庭に出ました。腰が痛いので、コルセットを着用しました。

 庭の大きめの石を拾い始めていると軽トラが止まって、「いつも庭を綺麗にしている姿を拝見しています」と、知らないおばあさんが声を掛けてくれ走り去っていきました。充実感!