昔録りためたビデオテープをハードディスクにダビングしながら思った…。

“昔の音楽は良かった…”と。


BLANKEY JET CITY


この最高のロックバンドが解散する最後のミュージックステーション出演映像があった。

彼等は生番組でも妥協の無い“生演奏”を貫いていた。

まだまだ音楽をかじった程度の俺でも、昨日の俺にまでカッコ良く見えた。
むしろ、今音楽に入り込んだ俺の方がよりそう思えるのも事実だ。

彼等は今このCDセールスが腐ってきた時代を予測でもしていたのだろうか。

あれから10年。

IT社会となるにつれ音楽が安い値でダウンロードされる時代となりCDが売れなくなる。

それどころか、無料でPVまで見られてしまう始末だ。

そして必然的に事務所、レコード会社は資金不足になり、アーティストにお金をかけなくなる。

バンドは機材が多かったりでお金がかかり、さらには音楽番組の出演料がかさむため、メディアへの出演が無くなる。

そしてバンド好きの人間は音楽番組を観なくなり、本物の音楽を伝えてきた番組から順に番組そのものが消えていく。

それぞれのアーティストが伝えるメッセージを感じられた時代は今氷河期だ。


今アイドルに埋もれる若いリスナーは、簡単な言葉を並べた音楽に包まれている。

そんな人達にアーティストの言葉達はどのように聞こえるのだろうか。
その深みを知ることは出来るのだろうか。


いや~最高な少年期を過ごし、最悪な時代に俺は唄っているんだな。

俺のメッセージはいつの時代に響くのだろうか…。