なぜパチスロをやめることができたのか
これに関しては賛否両論あると思います。自助グループに通わずにやめれるはずはないという人もいるでしょうが、自慢じゃなく実際に自分ひとりの力でやめた人間がここにいるのだから仕方ありません。しかしながらツイッターなどで借金まみれなのにやめることができずに苦しんでいる人がたくさんいることを目の当たりにしたり、自分の息子と8年間も戦いついにやめさせることができずに施設につなげたことなどを考えると、果たして自分は本当にギャンブル依存症だったのだろうか?という疑問がわいてくる。そこでなぜ自分はやめることができたのかということを考えてみた。25~6年前サラリーマンだったころ、僅かなお小遣いでは飲みに行ったり、パチンコしたりするのにはなかなか自由にできなかった。ある時結構なお金が入りそうになり色めき立ってしまった。取らぬ狸のなんとかで、まだもらってもいないのに無駄遣いして、みるみると借金額が膨らんでしまった。どうせお金が入ったらすぐに返せるからいいだろうと浪費癖がついてしまった。お金が入ることにはなったが一括ではなく分割だった。おかげで入る金額よりはるかに大きな借金が残り途方に暮れてしまった。これはもうパチンコで返すしかない。。。そこからはどっぷりとパチンコパチスロにハマり借金もどんどん増えました。ありとあらゆるところから借りて自転車操業してたがついに力尽き、親に尻拭いしてもらいました。この時はホントに反省し、2度とするまいと心に誓いました。しかしその舌の根も乾かないうちに2か月後にはまたパチンコ屋に出入りしてました。そうこうするうち独立開業の話が持ち上がり親の家を担保に800万の金を借り、400万持って香港へ仕入れに行き、帰ってきて売りまくりました。すると1週間で商品はほとんどなくなり残りの半分を持ってまた香港へ。それもすぐなくなりお客さんからの支払いを待ってまた香港へ。。。ということが繰り返されどんどん儲かったのです。開業したての頃は新しい借金が3~40万あったのですが、すぐに返済できました。バブルははじけた後でしたがまだこの業界は大丈夫だったのが幸いしました。こんなに楽しくて儲かる仕事があるのに勝つ確率の少ないパチスロなんてやってられるかとこの時思いました。だからパチンコに代わる打ち込めるものが見つかればやめれるんじゃないかというのが僕の考えです。しかしよくよく考えてみましたが、ひょっとして自分は元々ギャンブルの依存症度が低かったのではないだろうかという推論です。その依存症度を低いほうからレベル1から5であらわすと、自分は3の軽いほうだったんではないかと。そこで少し分類してみた。1.たまに行くがのめりこむことはない2.よく行くが借金するほどではない3.よく通い少し借金もある4.しょっちゅう通い借金が膨らみ家のものを盗んで勝手に売りに行く5.到底返せない借金があってもやめることができないパチンコ屋に通う人全員がギャンブル依存ではないだろうから、この5つぐらいに分類できるのではないかと思われる。パチンコ依存症だった死んだ親父はたぶん4ぐらいだったと思う。4や5に分類される人はなかなかもう自分ひとりで回復するのは難しいんじゃないかと思う。自助グループなどに通い、同じ悩みを持つ人と分かち合いながら回復を目指すしかないと思う。時々人によってはスリップもするだろうが特効薬などないんだから日々やめ続けるしかない。パチンコ業界が推奨している団体や医者が、取って代わるものを見つければやめれますと僕と同じようなことを言ってますが、あくまでもそれが通用するのはレベル3ぐらいまでの人じゃないでしょうか?4や5の人にそんなこと言っても難しいと思います。ちなみに僕はパチンコ屋の回し者ではありません(笑)反対に4や5の人がいるから経営が成り立っているんでしょうからね。全国的にノーパチンコ月間なんかやられた日にゃ、倒産する店が続出するでしょうね。それともう一つ、習慣性というものがあります。ギャンブル依存症の人は仕事がよくできると言われますが、自慢じゃないですが僕は毎日のように仕事の合間にパチスロやりながらでも営業成績は常にトップでした。要領がよかったんでしょうね。お客さんがほとんど繁華街にあったのでパチンコ屋やサラ金のATMを探すのには困りませんでした(笑)今日はこのお客さんへ行ってその後スロットを1時間してから次の店に行き、又あそこのパチ屋へ行くみたいな・・・ほとんど仕事とパチスロがセットになっていたのです。こういう習慣が変わることで回復に向かう可能性もありますね。ただしそれもレベル3ぐらいまででしょうか。よって結論として、1.自分はギャンブル依存症の度合いが軽かった2.たまたまラッキーで儲かる仕事に出会ったおかげでパチンコ通いの習慣を改めることができたというところでしょうか・・・以前頼まれてパチンコ屋のトイレの張り紙などを調べに近所のパチンコ屋へ何十年かぶりに入りましたが、音と光がすごいのにびっくり!僕らの頃とは全然違いました。これだけの光の点滅と音量じゃ脳を狂わされてしまうだろうというのがよく分かりました。昔のように指ではじいて穴に入ったらチューリップが開くみたいなパチンコ屋ができないかなと思います。もちろん換金はできないので勝ったら食料品やお菓子と交換するんです。あの頃が本当に懐かしいです(笑)