ダックスフンド

原産国 ドイツ


スタンダードダックスフンド 胸囲35cm以上

ミニチュアダックスフンド  胸囲30cm〜35cm

カニヘンダックスフンド   胸囲30cm以下


スタンダードダックスフンド 体重9〜12kg

ミニチュアダックスフンド  体重平均4.8kg

カニヘンダックスフンド   体重3.5kg以下


毛質は3タイプで

スムースヘアー、ロングヘアー、ワイヤーヘアーに分かれる


もうこの時点でわけわからんですよね😅

それがダックスフンドです



 

 


毛色について言い出すともうきりが無いくらい聞き慣れない毛色がありますので触れずにいきます


ダックスフンドの名前の由来はドイツ語で「ダックス」=アナグマ 「フンド」=ハウンド(狩猟犬)という意味で、要はアナグマを捕まえる為に作られた犬


なので狭い穴の中のアナグマの狩りができるように手足が短く胴が長く作られたわけです


スタンダードダックスを小型していき、より小さい動物の狩りにも適応していったのがミニチュアやカニヘンのダックスフンドです


アナグマ以外にウサギやテンなどの狩りにも使われていたので、カニヘンは「ウサギ」という意味を表します


ちなみに「カニヘン」「カニンヘン」「カーニンヘン」「カニーンヘン」など発音でどれが正解なのかわからないですが意味は全部同じのようです




 



胴長短足の体系から腰や関節等に負担がかかりやすく椎間板ヘルニアになりやすいと良く言われてますね


さらに大きな垂れ耳なので耳の病気にもなりやすいのでこまめにチェックが必要


そして、あまり知られてないかもしれませんが、目の病気も多いです


特に「PRA」(進行性網膜萎縮症)の遺伝疾患の発症が問題となっています


これはペットブームで乱繁殖したり、珍しい色の子を産ませる為に劣勢遺伝の子を交配したりした結果出やすくなったのかもしれません


ダックスフンドを家族にお迎えする際、最近では遺伝子検査の結果が添えられることがあります


「PRA」キャリアとかアフェクテッドとか呼ばれるものですが、良くわからないからと聞き逃すと後々犬も飼い主も不幸になる可能性があるので良く知って置くべきです


まずPRAとは進行性網膜萎縮症という遺伝疾患で、発症すれば網膜が萎縮し失明する可能性があります


進行性なので個体差はありますが、完治は難しく治療としては進行を遅らせるに留まるようです



 

 


話は戻りますが

遺伝子検査の結果

クリア(ノーマル)は発症の危険性がない


キャリアは発症の危険性はないが交配すると遺伝し、子に発症のリスクがでます


アフェクテッドは発症します


なので、子供を産ませる目的がなければキャリアの子をお迎えしても特に心配はいらないかもしれませんが、アフェクテッドの子を迎える時は覚悟が必要です


ダックスの約45%はキャリアらしいのでうちの子を倦ませたいと安易に交配しないようにした方が良いですね


また、ダックスフンドは優勢と劣勢の毛色があるため劣勢同士の毛色の交配は危険です


ダップルやパイボールドなど同士は目や耳、心臓などの疾患が出たりアルビノが生まれたりする事がありますから珍しい色を産ませたいからといってそれらの色の子同士の交配は避けるべきですね


ちなみにダックスフンドはホワイトの毛色は認められていないので、白に近いクリームの子は疾患などないか、今後のリスク、目の色や鼻の色などしっかり確認してからお迎えすることをおすすめします


ダックスフンドは陽気で懐っこい子が多いですが吠える声は大きいので無駄吠えなどしないよう子犬の頃からトレーニングした方が良いですね




 

 



いかがでしたでしょうか


とにかくダックスはかわいいですが、種類が沢山だったり意外と病気に弱い犬種でもあるのでお迎えの際はちゃんとしたスタッフがいるお店から迎える事をおすすめします


※これらはあくまで本やネットを参考に独自な表現したものであり確実なものではありませんので悪しからず