おっちゃんの強い味方「わかば」「エコー」がリトルシガーとして変身を遂げるタイミングで、

「ゴールデンバット」が終売になるそうです。


愛煙家の父が何十年も前、

私が小学生の頃に、

ほんの一時期だけ吸っていたゴールデンバット。


警告表示が義務付けられる2005年よりずっと前、

深緑に金色のコウモリが描かれたヴィンテージ風の洒落たデザインが好きでした。


父がゴールデンバットに変えた日のことは今でもよく覚えていて、

ゴールデンバットのノベルティーだったのか、

煙草屋さんがくれた他商品の景品だったのか、

はたまた父が自ら購入したのかは定かじゃないけど、

パトリシア・カースの「ホテルノルマンディー」が収録されたCDを一緒に持って帰って来ました。


パトリシア・カースの曲はちょっと古風で、

歌声も当時の私にはとてつもなく妖艶でちょっと縁遠いように感じました。


父もそんなにCDを気に入った様子はなく、

その後ほとんど聴いた覚えがないんだけど、

深緑と金色の懐かしい思い出。


私自身は喫煙しないけれど、

煙草はなくなってほしくない嗜好品。


文化だとすら思ってます。


煙草嫌いな人の意見もわかるから、

うまく共存できる世の中になるといいなあ。