映画『ホース・ソルジャー』( 原題「12 STRONG」)
先日、試写で一足早く拝見して参りました。
9.11同時多発テロ直後、
最初に対タリバン作戦を遂行した陸米軍特殊部隊の、
実話をもとに作られた作品です。
この作戦は極秘裏に行われ、
部隊の活躍も当時メディアに出ることはなかったそうで、
時を経て情報が明かされた今、
彼らを讃えるための作品なのだと感じました。
対タリバンの作戦を題材にした映画というと「ゼロ・ダーク・サーティ」が浮かびます。
ゼロ〜はあくまでフラットな目線でひとを捉えるのに対し、
今作は米軍だけでなくアフガニスタンで出会う人々・共に戦う人々も丁寧に追う印象。
「テロに屈しない強きアメリカ」の側面だけではない描き方に、
風潮の変化・進化のようなものを感じました。
空爆シーンや銃撃戦の臨場感も見どころではありますが、
登場人物たちの感情を丁寧に追うので、
女性も楽しめる作品だと思います。
個人的には、
大好きな俳優ウィリアム・フィクナーが大佐役で出演していて大興奮!
今作ではスキンヘッドでガラリと風体を変えていますが、
声ですぐ分かった…!やっぱり好き!!!
『ホース・ソルジャー』は、
2018年5月4日(金)公開です。