個人的な評価★★★★☆☆☆
客観的な価値★☆☆☆☆☆☆



2014年7月28日発行と結構最近のものである。

新橋駅前のSL広場にたまに古本市が立つ。
今は新橋で仕事をしていないが、時々立ち寄った時に何かしらのイベントがやっていることがある。
偶発的なものではあるが、あのあたりに用事がある際にはちょっとした楽しみの一つであったりはする。

本書は3,4年前にそういった市で買ったものである。

「トミカ ロータスヨーロッパスペシャル The 45th Tokyo motor show2017」
の箱書きにある、

/*
漫画家池沢さとし氏が目撃した赤いロータスヨーロッパスペシャル。
その車高の低さに感動し、自らもオーナーとなった。
当然のように。当時構想中であった漫画「サーキットの狼」の主人公の車になることを決定づけたと聞いている。
*/

の出展が何かという疑問があった。

ミニカーブログの投稿時にいつもブログを拝見させていただいている「ドラッち」さんから、
「"赤いロータス・ヨーロッパ"の話は雑誌"ノスタルジックヒーロー"のサーキットの狼特集で池沢早人師先生が答えています」
という意見をいただいて、そうなのだな・・・と思っていたのだが、たまたま暇つぶしに買ったこれにも少しだけそれっぽい記事が載っていたので少し驚いた。
不完全ではあるが、件のノスタルジックヒーローは2019年12月号のようなので、これの方が赤いロータスヨーロッパの記事について触れている記事としては少しだけ早い。

さて、雑誌本体は購入した当時はあまり面白くないと思っていたのだが、改めて読み返すと結構頑張って作っていることに気づく。
「スーパーカー7つの定義」

などというものもあったりして、本当にそういう世代の人が好きで作ったのだろう。

ランキング(現代のものを含む)などもなんだか微妙なものになっている事が、返ってそのリアルさの証明のようにも思える。

記事はいろいろあるが、どれもなかなか面白いので、古本屋で安く見つけたらちょっと買ってみても良いと思う。

1000円以下で入手すれば、そこそこコスパのいい暇つぶしになることは保証しよう。




 

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