個人的な評価★★★★☆☆☆
客観的な価値★☆☆☆☆☆☆×9


電車でユラユラ、辺境の地、寄居。
「さかい文具」はそこにある。

ほぼ年に一回、秋口に長瀞に行くついでに立ち寄るお店だ。
近くにおいしいとんかつ屋がある。

店内は昔実家の地元にあったような古典的な雰囲気の文房具屋さんで、プラモデルや玩具がなんとなく置いてある感じ・・・、を通り越しておもちゃだらけである。

何か物凄い掘り出し物があるということではなく(たまにあるが)、雰囲気を楽しみに行く・・・、そんなお店。
店主がワーゲン好きということで、なんとなくワーゲン率が高い。

ちょっと買い物をすると時々おまけをつけてくれることがあり、ある時のおまけがこれらだった。

詳細は忘れたが、「昔、銀座辺りにあった模型屋が作ったものだけど、たくさんあるから好きなだけ持って行け」とか言うことで、遠慮がちにつまんでいたら、店主自ら思い切って一掴み「ほれもってけ」という感じで渡された。

ジャガーEタイプ以外はその場では判別できなかったが、後で見てみたらちょうどいい具合にジャガー以外には裏に名前が書いてあった。
CⅢがC111になっているところが何とも言えない。

(かと思っていたら111で合っていた。2025.03.11記)

よくよく調べるとサニーという1970年代から2000年くらいまで東田端に合った会社が売っていた組み立て式のミニカーの完成品のようで、元がWIKINGの縮小コピー(70%程度の大きさ)という話もあり、その出来の良さにも納得がいくところがある。
また、そのためか、このシリーズはドイツ車ばかりになっている。
どれも小さいのに内装までしっかりと入っているのには感心するが、特にジャガーの出来は秀逸だ。

それにしても、組み立て式のものの完成品がこんなに大量にあるというのは何とも不思議だ。いったいどういう経緯でさかい文具にやってきたものなのか、想像が膨らむ。


 

関連するミニカー(大橋巨泉の遺物)

https://ameblo.jp/uenopandasan/entry-12805735019.html?frm=theme

関連するミニカー(忍者カー)

https://ameblo.jp/uenopandasan/entry-12811716052.html?frm=theme