個人的な評価★★★★☆☆☆
客観的な価値★★★★☆☆☆
何年か前にワンダーランドマーケットで入手。
調べると1962年発売とある。
オートピレンのシボレーコルベアモンザスパイダー（モンザGT）の最初期版。
売っていた宇野規久男氏がそう言っていたので間違いないだろうが、見分けるポイントはとりあえず「箱」！
作りとしてはもちろんTeknoのコピー劣化版ということになる。
保管状態は非常に良いが、元々の品質と経年劣化によって箱に入れた状態で軽くシェイクするとタイヤが外れてバラバラになる。
これは、元々分解して遊べるTekno版と違ってなかなか笑えない話ながら、既に還暦を越えたミニカーの背負う歴史を感じさせるものではある。
ところで、車体の裏には「301」「MONZA GT」と書かれていて印字されているナンバープレートにも「301」とある、箱には「302」「MONZA SPYDER」と印字されている。
オートピレンからは1962年に「MONZA GT」と「MONZA SPYDER」の両方が発売されているようなので、はっきりとはしないが、同じ金型を使って単純に色分けなどで雑に分類されていたのではないかと思う。
Tekno版もそうだが、「スパイダー」と名前を付けているだけで「スパイダー」ではないと思う。
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