個人的な評価★★★☆☆☆☆
客観的な価値★★★☆☆☆☆



若者は心して聞け!
粉末ソースを間違えて先に入れてしまうようなおろか者はすぐに引き返せ!

カップ焼きそばの湯切りの歴史は戦いと犠牲の歴史である。

現在多く使用されているシールをはがすとお湯を切る穴が出てくる「ターボ湯切り」と言われる方式は1999年に開発され、日清食品と大日本印刷が特許を持っているようである。
これは実に便利で、失敗の頻度も少なく、よほどのアホでなければカップ焼きそばを無事に完成させることができるであろう。

その前は「ジェット湯切り」と呼ばれる、フタについた爪のようなものをめくって、それで開いた穴からお湯を切るというやり方である。フタに穴を穿つという画期的な発想の原点である。
爪の数は大抵は3本であった気がする。
この穴がフィルターとなって、容器を傾けることによってお湯だけを流す仕組みなのだが、手放しで油断をすれば、フタごと中身を持って行かれるということはしばしばあった。
これについては特に男子の間において「3秒ルール」などという拾い食いの慣習法が頻繁に適用されることがあったと記憶している。

その前もある。
私が経験した最も古い湯切りの記憶だ!
これはフタの部分に穴が開いている方式ではなく、フタと容器の間の細い湯切り用に設けられた隙間からお湯を切るというものだ。
ペヤングのものが記憶に残っている。
この方式は非常に事故率が高く、実に8割以上の犠牲を生んでいたと記憶している(嘘)。
1980年代くらいまではこれが主流であったはずなのだが、ネット上にはあまり記録が残っていないようである。
そう、もはや葬り去られた闇の歴史なのである。

しかし、世の中にはあの緊張感がたまらなかったという変態がいるのも事実なのである。


今回のワーゲンは、チョロQ15周年記念として1994年に発売されたメーカータイアップチョロQである。
焼きそばUFOといえば、若かりし頃のマイケル富岡が演じた「ヤキソバン」が懐かしい。 
CMは1993-1995年の放送だったようだ。 

…以上!

 

 

 

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