個人的な評価★★★★☆☆☆
客観的な価値★★★★☆☆☆
1970年、ドイツのメルクリン製。
ポルシェ914は、かつてポルシェとフォルクスワーゲンが共同で製造・販売していたスポーツカーです。
「フォルクスワーゲンポルシェ」などと言う名前で呼ばれることがあるため、知識の無い私は一番初めにこのミニカーを目にした時には「は?」となってしまいました。
しかし、もともとフォルクスワーゲンはヒットラーがポルシェ博士に作らせたわけですから、この2社共作はさほど不思議なものでもありません。
ミニカーとしてのこのワーゲンポルシェはとてもよく出来ています。
地味ではありますが、開閉するドアの隙間がとても狭くてきれいで、鉄道模型メーカーとしてのメルクリンのこだわりや技術の高さがうかがえます。
また、ライトの開閉がちょっと変わっていて、車体後方のレバーを押し込むことでライトが上がります。
この位置のライト開閉レバーはこれ以外では見たことがありません。
私が小学生の頃に後頭部をたたいて舌を出す、耳をひねって舌を引っ込めるというような遊びがありましたが、あんな感じ?ですかねえ。
昔のミニカーは作り手の遊び心も感じられて楽しいものが多いです。









