個人的な評価★☆☆☆☆☆☆

客観的な価値★★☆☆☆☆☆

 

作者も詳しい内容も忘れましたが、記憶に残っている短編小説の一節があります。

 

 

*/ある人が自分の描いた絵を画商のところに買い取ってもらおうと持っていくと、画商はとんでもなく安い値段でならそれを買い取っても良いと言う。売りに来た人は「そんな金額じゃあこの絵のカンバス代にもならない」と怒るが、それに対して画商は「だけど、そのカンバスは買った時には汚れてはいなかったでしょう?」と答える。/*

 

 

・・・みたいな話です。

 

 

これは横浜(日本大通り)辺りで定期的に開かれる蚤の市「ワンダーランドマーケット」にて購入しました。

アイアイアドさんのコーナーだったと思いますが、箱無しで並べられている中に大好物のJPS仕様らしきミニカーを発見!

ちょっと見たことのないタイプだったので大発見かと思い興奮しましたが、裏返してメーカーを見たら何とMARKLINではないですか!

MARKLINJPS仕様など聞いたことがありません。

とはいえ、素人なので知らないだけかもしれませんし、安いし、なかなか出来が良かったので買って帰ってみました。

帰ってからゆっくりじっくり調べてみましたが、やはり「カスタムミニカー」みたいですね。

フォードカプリのJPSカラー仕様は実車で存在はしていて、この作者は市販されていないミニカーをカスタムで再現したかったのだと思います。

思い入れがあったのでしょうか・・・、作りも丁寧で、愛情を感じます。

 

 

個人的にはカスタムミニカーがあまり好きではないのですが、こういう分野は本当に好きな人がいますよね。
特に海外では一定の評価もあるとも聞いたことがあります。

古いミニカーを集める身としては。ボロボロになった昔のミニカーを塗装しなおしたり、修復して少し装飾するのは場合によっては良いと思うのですが、そこそこに価値のあるミニカーをカスタム仕様にすることは、なんだかそれの価値が損なわれる気がして、ちょっともったいない感がぬぐい切れません。

まあ、この改造がいつ頃されたものかはわかりませんが・・・