個人的な評価★★★★☆☆☆
客観的な価値★★★★☆☆☆
変形や合体は男のロマンだと想う。
おそらく1980年~1985年くらいの発売。
対象年齢は不明です。
発売時期は結構気になるんですよね。
トランスフォーマーより先なのか後なのかでものすごく歴史的な評価が変わるので・・・
対象年齢やSTマークですが、表示については業界の自主基準によるもののようですが、なぜか法的に0〜5歳向けのおもちゃには食品衛生法が適用されるようです。
乳幼児や6歳未満の年齢向けのおもちゃは「指定おもちゃ」となり、子供が口にした場合に有害な物質を含んでいるとか怪我をするようなものに対して安全基準や制限が設けられています。
私が子供の頃は学校の近くに文房具屋さんがあって、店の入り口に一個100円のプラモデルが積み上げられていました。
宇宙戦艦ヤマトとか、銀河鉄道999とか、はみ出した接着剤(付属)で指紋ベタベタの作品をいくつか作っていたことが思い出されます。
私は決して薬物中毒患者ではありませんが、なんだかあの頃かいだセメダインのにおいが忘れられません。
さて、そんな100円プラモデルの中でも異彩を放っていたのはアオシマの合体ロボシリーズです。
たしか、バラ売りで4つがワンセットになっているものをそろえると、それらを一つに合体させられて大きな?ロボットが出来上がるというものだったと思います。
小学生低学年の時にいくつか買いましたが、月の小遣い全額を放り込んで一つ買っても、4か月もすればもう既にそのシリーズは置いてなくて、4つそろえて合体を完成させることは困難でした。お店の仕入れの問題もあったでしょうが、今思うとひどく残酷な商売です。
唯一記憶にあるコンプリートは、兄と二人で協力してそろえたものですね。
詳細は忘れましたが、ロボットではなくて4つ合わせて大きな海賊船ができるみたいなものだった気がするのです。
このワーゲンもそういったシリーズの発展版で、単品でもロボットに変形する上に、他の3つと合体させて一つの大きなロボットをくみ上げることもできるというすごいものです。
私はワーゲン以外は興味がないので他は探してもいませんがね。
ちなみに他の3つは、ジープ、ポルシェ、タンクローリーです。
タンクローリーはどう考えても4つ合体させたときに必要な部品調達用ですね。
4つの中で唯一商標ものじゃないですし。
それにしても、もったいなくてくみ上げていませんが、眺めれば眺めるほど実に昭和くさいなつかしさがあふれる一品です。




