個人的な評価★★★★☆☆☆
客観的な価値★★★★☆☆☆
東中野のレトロモビルにて購入しました。
ドイツのメーカーであるシュコーのマイクロレーサーの復刻版になります。
復刻版と言っても、どうやら1990年代の発売のようなので、かれこれ30年近く前のものになりますが・・・
元祖は1950年代から1970年くらいとかなり古くに製造販売されています。
もともとがゼンマイ仕掛けのおもちゃを作っていた玩具屋であったらしく、こういった物はとても良く出来ていると思います。
付属のつまみを差し込んでゼンマイをまくとジージーという歯車音とともに走り出します。
その音が何ともいい感じです。
購入時に店主(おばちゃん)は「調子が悪いみたいでまっすぐ走らない」と言っていましたが、実は後ろについている変なつまみは飾りではなく、これを回すとタイヤが好きな角度で曲がるようになっており、それで円を描くように走るという仕掛けになっています。
元々まっすぐ走るようにできていないのです。
右後ろの窓から飛び出ているバーも何か意味がありそうですが、硬いのでいじるのが怖くてあまり触っていません。
このバーはちょっとの力では動かないので、ただ固定されている可能性もあります。
ところで、この縦線の模様と「53」というゼッケンマークが入っているワーゲンは国産のトミカも含めていろいろな国のメーカーからも出ていますが、これは映画「The Love Bug」(1968年公開)に登場したハービーの再現になります。
シリーズ化されていますが、続編はあまり面白くないという意見が多いですね。