個人的な評価★★★★★☆☆
客観的な価値★★★★☆☆☆
トミカサイズで愛嬌があって好きだ。
トッツィートイズはアメリカのメーカー
中島登の「世界のミニカー」では「世界で最も古いメーカー」とされている。
ただし同時に「水準が低く」、他と比べて「出来の劣る」ミニカーメーカーとされている。
私はこういうのが好きなので悪く思うところは一切ない。
このミニカーはたった7つの部品で出来ている。
本体1・タイヤ4・車軸2である。
これはおそらく1950年から1960年ごろの物だ。
表の塗装は全部剥がれ落ちてしまっているが、裏っ返すと底は無く中はすっからかんで、かろうじて元々の色がスカイブルーであったことが確認できる。
たしかに、所持しているものの中でもかなり古いものの中の一つだろうと思われるが、アメリカの関税の取り決めでは
「ヴィンテージ」・・・製造されてから30〜99年経過しているもの
「アンティーク」・・・製造されてから100年以上経過しているもの
とあるため、他の多くの物と同じく「ヴィンテージ」ということになるのだろうか。
"tootsie”とはアメリカ英語の俗語で、親しみを込めて女性に呼びかける時に使う言葉。「お嬢さん」「かわいこちゃん」「ねえちゃん」などにあたるそうだ。
そう言えば昔「トッツィー」というオカマか何かの映画があった気がする。
元の所有者の話は以下の通り
「サンフランシスコで古着を扱う知り合いの家のオモチャ箱のなかの数個を購入しました。
これはその中の一つです。田舎を廻って仕入れをしていた人なので珍しいと思います!
事実ロスやSF のフリマでは目にする機会はほぼ無かったです。
もう少し大きなサイズのレッカー車やタンクローリー等の働く車がこのシリーズでは時折目にはしましたが、ワーゲンはレアだと思います。」
これは子供が遊ぶための物だから遊び潰されるのが当たり前で、確かに現在では実際に手に取る機会はなかなかないかもしれない。



