個人的な評価★★★★★★☆
客観的な価値★★☆☆☆☆☆
はっきりとはしないが2007年の発売ではないかと思う。
ラットロッドというのはカスタムカーのジャンルであるホットロッドの亜種であり、寄せ集めた材料で作るスーパーマシンをホットロッドみたいにお金をかけて仕上げるのではなく、そのまま無骨に仕上げたような物を指すもののようである。
名前の由来は、見た目が汚いことから「ドブネズミみたい」であったり、または趣味でガレージで組み立てているうちにネズミが住み着いたりするところからくるもの、などの説があるそうだ。
私は変な改造ミニカーが嫌いなので、変な形のミニカーばかり作るHOTWHEELSのミニカーにはあまり興味が無い。
エンジンがボンネットに突き刺さってるようなものではなくて、普通の形のミニカーを出してほしいのである。
さて、私の印象だとHOTWHEELSのミニカーは1/64サイズなのだが、これは少し大きくて、いわゆる1/43のサイズに近い。
また、ガラスが赤かったり模様などはちょっとあるが、形はきわめて普通である。
ネットフリマで安く出ていたものをHOTWHEELSとは知らずに「黒もなかなかいいじゃないか」と思い買ったのだが、黒も艶消しの黒で、これがなかなかどうして出来がいい。
そして、このミニカーの一番の特徴はタイヤである。
どういう作りかよくわからないが、まるでボールベアリングでも使っているのではないかという感じに滑らかにタイヤがまわるのである。
大の大人がミニカーをひっくり返してはタイヤをはじいてまわす・・・、こんな楽しいミニカーはなかなかあるまい。
思わず未開封のものを探して買ってしまったよ。
これは良いよ。




