人間の頭蓋骨の中には副鼻腔といわれる空洞が左右に合計8つあり、この中に膿がたまると「副鼻腔炎=ちくのう症」という病気になります。どの位置の副鼻腔に膿が溜まっているかで現れる症状は異なります。
明らかに鼻がつまった感じがするという自覚症状がある方は病院を受診されていることも多いですが、鼻が悪いことに気かつかず、ちくのう症から起こる症状に悩んでおられる方が意外と多いです。自覚症状のない蓄膿症の患者さんは推定で3000万人いると言われており、実に国民の4人に1人はなんらかの症状があると言われています。まさに国民病といえると思います。
ちくのう症が原因となって起こる症状には
「頭痛」「歯痛」「眼の後ろの痛み」「左右の眼の間の痛み」「こめかみの痛み」「においや味がしない」「集中力がない」「耳の痛み」などがあげられます。鎮痛剤を常用されている方や目薬を常用されている方はちくのう症を治すことによって問題が解決することも多いです。
悩まれている方が多いちくのう症の状態のひとつに後鼻漏(こうびろう)という所見があります。これは貯まった鼻汁が喉のほうに流れる症状です。後鼻漏の特徴として「夜間の咳」「吐き気」「胃の不快感」「痰がからむ」「咳払い」などが現れます。また「口が半開き」になっている方も後鼻漏の疑いがあります。長引く咳や胃薬が手放せない方ももちくのう症の治療によって改善されることも多いです。
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