上野のフェルメール展に行って来ました。
現存35作品と言われているフェルメール(真偽未決着あり)。

今回の東京開催では、9作品もが一堂に集まっています。

チケットは時間指定を導入。
チケット代も高いです(前売2500円、当日2700円)。

時間制チケットだと体調、天気、交通状況、突発的予定など、ハードルが高く感じます。
通常なら何もなくても、結構プレッシャー。

私は行って良かったと思いました。

入れ替え制ではないので指定時間の終わり頃を狙い、待たずに入館。
時間制でも館内は混んでいる。
それでも、「真珠の耳飾りの少女」の時を思えば余裕です。

「真珠の耳飾りの少女」では、美術館側の展示方法も成功を収めたと思います。
時が止まったかのような厳粛さを感じました。

今回は、作品のミニ解説を載せた小冊子配布が成功だったと思います。
これが良かった!
皆さん冊子を開いて、作品鑑賞。

私は絵画には詳しくないし、絵画に特段の関心を持っている訳でもなし。
あげると言われて欲しいかどうかが私の基準。

実物のフェルメールの光と影の対比を見ていると、温度、湿度、気温などの空気感を肌が感じる気がしました。

その絵を観て自分の心が浮き立つとか、幸せを感じるとかではなく、感じるのはその絵の世界に存在している自分。

今まで心が衝撃を受けた絵画が一つ。
あげると言われてもいらないんですが、青木繁るの「海の幸」。
実物の迫力、熱量、絵画から伝わる息づかい。
(でもいらない)

今回の記念にポストカード。


夫が同僚から30年前に貰った画集。


あっ、上野アトレでフェルメール展とコラボのレストランを検索していたら、「アフタヌーンティー」のティールームでは、11月1日が紅茶の日として紅茶が111円になるようです。