大臣の決断 | 上野賢一郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

大臣の決断

   新幹線で、地元に向かっている。これから新年会4カ所を回らせて頂く。気合いですね!

    甘利経済再生担当大臣が辞任された。政権の屋台骨であり、TPP交渉の先頭に立って、国益追求のために全力で取り組んでこられただけに、大変残念だ。しかしながら、国民目線に立った形で、潔く辞任されたことは、甘利大臣らしい決断だ。今後、更に調査を進め事実関係を明らかにされていくことを期待したい。また、後任の石原大臣には、持ち前の政策通としての実力を十分に発揮して頂けるものと思う。

   本日は、観光立国調査会の役員会で、いわゆる民泊について議論。外国人観光客の増加に伴い、一部地域で、アンダーグランド的に事実上の民泊が広がっている。

   旅行者に多様な選択肢を提供する観点から規制緩和して民泊を制度的に位置づけることは必要だと思うが、それと同時に、旅行者保護の観点から、仲介業者には一定の規制が必要ではないだろうか。今後、論点を詰めていくことになる。

   財務金融部会では、税法の改正案を部会として了承。来週に、部会長として、自民党総務会で説明することになる。

   午後に飛び込んできた、日銀のマイナス金利導入決定のニュースには驚いた。ヨーロッパでは、既にマイナス金利が定着しており政策として不思議ではないが、これまでこの政策に懐疑的だった日銀が踏み込んだ所に意味がある。市場は、今のところ、良い方向に反応しているが、引き続き注視したい。

写真は、自民党の部会の様子。司会を務めています。それと車中からの伊吹山です。

上野賢一郎

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