みなさん、大変ごぶさたしました! | ueno63jのブログ

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僕のブログを見てくださっていたみなさん、大変ごぶさたしています!僕がここのブログに最後に投稿したのが2017年ですから、もう3年以上の月日が経ちました…

その間いろいろとブログ以外の活動が忙しく、半ば「退会」状態になっていましたね…

 

1.京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)の客員教授になりました。ここの高原(たかはら)キャンパスは僕が研究している韓国・朝鮮の詩人尹東柱(ユンドンジュ:僕のプロフィール写真になっている人です)が生前下宿していた「田中アパート」の跡地に立ったもので、その縁で、現在毎年2月16日の彼の命日には僕が責任者の立場で追慕献花式が執り行われています(今年はコロナのせいで規模を大幅に縮小し、一般の方の参加は行いません…)。

 

2.以前このブログで連載していたヨハン・ハウジンガの『明日の影の中で』と、尹東柱の研究の集大成、『闇に光を ‐ 預言詩人尹東柱の詩世界』とを昨年の7月に出版しました!アマゾンで購入できます。ぜひ読んでみてください。紙の本も、電子書籍kindle版もあります!!

 

3.僕の本来の研究対象は「詩学」(poetics)です。詩には3つの側面があり、それぞれ抒情詩、叙事詩、劇詩と呼ばれています。そのうち抒情詩の代表として韓国、朝鮮の詩人尹東柱を、叙事詩人の代表としてオランダの歴史家、文化哲学者ヨハン・ハウジンガを研究していますが、最近劇詩人の代表として能の大成者世阿弥の「夢幻能」(複式夢幻能)と、彼の伝書類に深くアプローチし始めています。

 

これから少しずつ3.でお示しした、詩人としての世阿弥の夢幻能の世界を皆さんとともに考えていければいいな、と考えています。もちろん尹東柱とハウジンガへのアプローチはマキシマムに続けていくつもりです!!どうぞよろしくお願いいたします。