一般質問シリーズ
2.「伊奈町総合振興計画」。
「第3章 豊かな心を育むまちに暮らす」⑤
長かった一般質問シリーズも
今回を含めて残り2回です。
今回は、
「質の高い学校教育を推進するための環境の充実」
「家庭・地域の教育力の向上」
お付き合い宜しくお願いします
それでは以下・・・
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未来を担う子供たちが、
平日の大部分を過ごすことになるのが、学校。
子ども達が安全に過ごす為にも、
また、安心して勉強に集中する為にも
学校や学校をサポートする環境の整備は重要。
<質問4>
「質の高い学校教育を推進するための環境の充実」
への取り組みについてお聞きする
<町からの答え>
学校施設等の整備・充実として、
児童・生徒が一日の大半を過ごす学校において、
安心・安全な学校生活が送れるよう、
「空調設備の設置」をはじめ、
「老朽化した学校施設の整備や修繕」
を計画的に進めた。
また、
ICT環境の定期的な保守を行い、
継続的な環境整備を図った。
今年度は、
「小針小学校南校舎トイレ等改修工事」を実施し、
衛生環境等の質的整備を進めている。
児童・生徒数の変化に的確に対応するため、
老朽化・不足している
「机や椅子、什器等の補充」
各学校の実状に応じた
「教材・教具の整備」
「学校図書の充実」
にも取り組んでいる。
「学校給食」は、
「食の安全確保」及び
「地産地消を推進」するため、
JAさいたま及びアグリ推進課と連携し
地元農家の協力を得ながら、
野菜や果実、米等の給食主力食材における
「地場産物使用割合の向上」に取り組んでいる。
「安くおいしい、それが地場産物使用のメリット」。
「関係団体等と連携を強化」していく。
<質問5>
子ども達にとって学ぶ場の中心となるのは、
学校ということになるが、
その根底にあるのは、
「家庭での教育」になると思う。
また、地域で子どもを育てるといった観点から、
「地域の子どもへの関わり方」も重要だと思う。
「家庭・地域の教育力の向上」への取り組みは。
<町からの答え>
家庭教育の支援として、
町立小・中学校7校のPTAを対象とした
「家庭教育学級」や
町内4小学校において
「親の学習子育て講座」を実施している。
その他、
「地域ぐるみ青少年健全育成推進協議会」などの
「社会教育関係団体」
と「連携した講演会の実施」
「パトロールによる青少年の見守り活動」
などに取り組んでいる。
今後とも家庭・地域の教育力の向上を図るため、
「学校・家庭・地域が連携した事業を推進していく。」
<質問5-再①>
「家庭教育学級」と「親の学習子育て講座」についての
答弁があった。
「人口動向具体的な講座などの例」
と「参加人数」
「両受講者の感想」、また、
「主催者側の手応え」等
きかせてほしい。
<町からの答え>
”家庭教育学級”は、
健全な児童生徒の育成と家庭教育力の向上を図るため、
町内小中学校7校のPTAに委託・実施している。
昨年度の実施した講座の内容は、
「人権」「食育」「教養」「エクササイズ」など。
また、
7校合同家庭教育学級として、
伊奈学園総合高等学校吹奏楽部による
「夢・ときめき・ふれあいコンサート」の鑑賞会を実施している。
昨年度の実績としては、
7校で「全25講座」を実施し、
「延1,914名」の参加者があった。
いずれの講座も好評で、
講話や体験をとおして、
たくさんの事を学び、楽しみ、
同じ時間や情報を共有することで、
参加者同士の交流の場にもなっている。
”親の学習子育て講座”は、
保護者が一同に会する
就学時検診の機会を活用して、
次年度小学1年生をもつ保護者を対象に
県の子育てアドバイザーの助言をもとに、
子育てについて見つめることにより
「家庭の教育力の向上」を図るために
町内4小学校で実施している。
昨年は、
「子育ての目安「3つのめばえ」
~よく聞ける子、よく話せる子を育てるために~
をテーマとした講座を実施し、
「合計434名」の参加者があった。
親同士のグループ懇談で
「子育ての悩みを共有した」こと、
「子どもの話を上手に聞く方法を
たくさん知ることができ参考になった」
ことなどを感想としてもらっている。
<質問5-再②>
町としては、「家庭教育とはどうあるべき」で
「どのような事を家庭内で教育すべき」
と考えているのか。
<町からの答え>
「家庭教育」は、
「すべての教育の出発点」と捉えている。
家族のふれ合いを通して、
子供が
「基本的な生活習慣」や「生活能力」、
「人に対する信頼感」、「豊かな情操」、
「他人に対する思いやり」、
「基本的倫理観」、「自尊心や自立心」、
「社会的なマナー」
などを身に着けていくうえで
重要な役割を果たしている。
子供たちが家庭生活の中で
「生きる力」をはぐくんでいけるように、
子供の成長のそれぞれの段階に応じた
保護者としての働きかけが「家庭教育」と考えている。
子供を育てることは、
「未来の日本を支える人材を育てる重要な営み」である。
今後も保護者のみなさんが安心して
子育てや家庭教育ができるよう、
「家庭教育の場を
地域・家庭・学校と連携し提供していく。」
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今回はこのあたりで・・・
次回は、いよいよ最終回
「生涯にわたる学びの支援とスポーツの推進」
宜しくお願い致します